俳優キム・ボム
俳優キム・ボム
韓国芸能界のオフィシャルなカップルとして注目を集めている俳優のキム・ボム(24)と女優のムン・グニョン(26)が1か月あまりのヨーロッパ旅行を終えて帰国した。

キム・ボム の最新ニュースまとめ

 先日、熱愛スクープの報道からわずか5分後には交際を認め、数日後にはバックパッカーを満喫していた2人。旅行中も自らのSNSにその様子を掲載していたが、現地の観光客に撮られた写真などもネット上に公開され話題をさらった。

 そんなスターカップルは、プライベート旅行の帰国までもが絵になっていた。25日、イギリス・ロンドン発の飛行機に乗って帰ってきた2人だが、韓国入国時もつないだ手は一瞬たりとも離さなかった。

 午後3時頃、入国ゲートから出てきた2人を、100人前後の取材陣が待ち構えていたが、あらかじめ待機していた所属事務所のスタッフに誘導されながら足早に車に向かった。 「旅行がどうでしたか」という質問が殺到したが、とくに返答はなかった。

 スター芸能人として多くの人々に顔が知られているだけに、せっかくの「隠しファッション」(サングラスに帽子)も効果はなく、気付いた通行人たちも足を止めて2人の一挙手一投足に視線を送っていた。

 ムン・グニョンはやや疲れた顔で緊張気味の表情だったが、キム・ボムは終始笑顔を絶やさなかった。彼は、押し寄せる取材陣から彼女をガードしつつも、爽やかなノーコメント姿勢を貫いた。

 大胆な愛情表現で代弁される「今どきカップル」の2人だが、この日の「空港ファッション」もユニークなものだった。グレーのフード付きTシャツに黒のコート、靴まで似たようなもので揃えていた。「頭のてっぺんから足先までペアルック状態」を見事に再現していたのだ。「ラブラブ恋愛」を楽しんでいるどこにもいそうな、「20代カップルの姿」そのものだった。

 若者たちの「ロマン」とも言われる「ヨーロッパへのバックパック旅行」を3週間以上にわたって存分に楽しんだ2人。先月終了したドラマ「火の女神チョンイ」で共演したことがきっかけで交際に発展したという。撮影中にカメラが顔に落ちて負傷したムン・グニョンをキム・ボムが献身的に看護していたことから恋愛説が浮上したという話もあるが、その後もドラマのようなロマチックな「愛」に燃えているようだ。

 通常、芸能人カップルたちは周囲の視線を意識し、出国や入国の際には別々に行動することが多いが、2人は堂々と愛情を誇示し、ありのままのカップルの姿を露出している。

 このような、積極すぎるとも受け取られる交際に、一部では心配の声もあるが、ムン・グニョンの事務所側はまったく問題視していない様子。これが、交際を5分で認めた背景だと思われる。

 長年「子役出身女優」というイメージが払拭できず、決まったキャラクターを演じることが多かった彼女。周囲からは、「わざとスキャンダルでも起こした方がいいのでは」という意見まであったほどだ。

 大人の女性としての自然な形で交際が始まり、しかも、相手は韓流スターに進化しつつある若手俳優であることから、彼女の事務所としても、今はまさに「願っていたシナリオ」が展開されている状況かもしれない。

 キム・ボムは来る30日から日本で行われるドラマ「その冬、風が吹く」のプロモーションに参加する予定。ムン・グニョンは、今後しばらく休暇を取って次期作品を検討するようだ。

 一方、ドラマ「火の女神チョンイ」の最後、歴史の背景は豊臣秀吉の命令で陶磁器先進国の朝鮮から優秀な技術者が日本に向かう時期であり、チョンイも日本に行くことで、ドラマは幕をおろす。チョンイ役のムン・グニョンも、キム・ボムと共に、突然日本の街に現れたりするかもしれない。



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