俳優クォン・ヒョンサン(オフィシャル写真)
俳優クォン・ヒョンサン(オフィシャル写真)
謎解きサイコ・サスペンス最新作「ヴァンパイア検事 ~残された赤い記憶」が8月2日 レンタルを開始し(TSUTAYA でのみ)、9月4日に発売となる(カルチュア・パブリッシャーズ/アミューズソフト)。

ヨン・ジョンフン の最新ニュースまとめ

 本作は2011年度の韓国ケーブルドラマ枠で、視聴率NO.1を記録した「ヴァンパイア検事」の続編。日本の女優、吉高由里子が“ヴァンパイア検事”ことヨン・ジョンフンと彼に密かな恋心を持つイ・ヨンアとの禁断の三角関係になり、事件を紐解くキーパーソンとして出演している。

 今回、主役のヨン・ジョンフンと対決する史上最悪のヴァンパイア「L」役を演じたクォン・ヒョンサンのオフィシャルインタビューが届いた。

 なお、現在、新大久保「Studio in Okubo」でパネル展が開催されており、最終日の7月27日(土)には、韓国にいるクォン・ヒョンサンとスカイプでつないだ対談イベントが行われる。

-「ヴァンパイア検事」シーズン1は見ましたか。
はい!ワオ!韓国でもこんなシリーズ物が出るなんて…と思いましたね。最初は、「韓国でヴァンパイアなんて幼稚だな」と思ったのですが、いざ見てみたらとっても面白かった。すごく引き込まれますし、ストーリーの展開も興味津々でした。

-プレッシャーなどはありませんでしたか。
プレッシャーよりは、早く演じてみたい!という気持ちがより強かったです。まず、ヴァンパイアだということ。また、僕が演じるLはヨン・ジョンフンさん演じるミン検事と相反するキャラクターなので、面白そうだなとやる気が出ました。

-撮影前にLという役柄についてどこまでご存じだったんですか。
最初は元祖ヴァンパイアであるということのみでした。殺人に明け暮れている。つまりミン検事とは正反対ですよね。非常に長い間生きており、過去もすごくミステリアスな人物だと。むしろ、演じながらLを知っていったと思います。

-この役を準備する過程で体もかなり鍛えられたと聞きました。
はい。「すごくシャープでセクシーなイメージが望ましい」という話があって、1か月近くものすごいトレーニングをしたんですよ。撮影中にも暇さえあればジョギングしていました。2週間くらいで7~8キロくらい減量したと思います。

-本編中にヨン・ジョンフンさんとの過激な格闘シーンなども出てきますが、練習など事前にされたのでしょうか。
武術チームの指導の下で、カリという武術を習いました。ただ、撮影までに時間があまり無かったので、ついていくのが大変で。ヨン・ジョンフンさんにかなり助けていただきました。

-Lを客観的に説明したらどんな人物でしょうか。
物語を最後までご覧になるとわかると思いますが、すごく痛々しい過去をもつ一人の人間だと思います。ただ、自分の欲望、痛みの表現方法が普通の人と違う。ある意味で僕は、毒気や痛みを抱えたもっとも人間らしい人間ではないかとも思いました。もちろん殺人はいけないことだし、その方法は間違っていますが、そういう感情には共感できる部分もあります。

-共演した吉高由里子さんの印象はいかがですか。
華奢な方だなと(笑)。何せ言葉が通じないので、ある意味フィーリングだけで合わせていましたね。韓国の俳優同士だと、事前に相談もできるのですが…。でも、そういうのがなくても息はよく合っていました。そこが不思議な感じでした。言葉が通じなくてもできるものなんだなと。吉高さんは首を絞められたり、大変なシーンも多かったのに、いつも明るくて、よく笑っていて大人気でした。日本に帰られた時、みんなが非常にさびしがっていましたよ。

-ずばり!クォン・ヒョンサンさんが考える本作の見どころは。
Lの登場!? ハハハ。もちろん、Lにも注目していただきたいんですが、毎エピソードごとにそれぞれのテーマがありますので、1話も見逃してはいけない気がしますね。それに、Lの登場から細かな伏線が敷かれているので、そこを逃すと面白みが半減すると思います。とにかく1シーンも見落とさずにご覧になればと思います。絶対面白いですから!

-最後に、ファンの皆さんへメッセージをお願いします。
アンニョンハセヨ。「ヴァンパイア検事〜残された赤い記憶」を楽しみにされている皆様、こんにちは。L役のクォン・ヒョンサンです。韓国でも初めてチャレンジしているヴァンパイアのシリーズ物ですが、毎回話題を集めるほど非常に破格の、面白いストーリーです。ぜひお見逃しなくご覧ください。特に、シーズン2はLが登場します。Lの登場から、よりスペクタクルで、面白いドラマになりますので、お見逃しなく!たくさんのご視聴、ご声援、口コミをお願いします。ありがとうございます。

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