「第3病院~恋のカルテ~」オ・ジホ(オフィシャル写真)
「第3病院~恋のカルテ~」オ・ジホ(オフィシャル写真)
2013年6月5日、韓国ドラマ「第3 病院~恋のカルテ~<ノーカット版>」(発売元・販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ)のDVDがリリースされる。

オ・ジホ の最新ニュースまとめ

 本作は「チュノ~推奴~」「ファンタスティック・カップル FANTASTIC COUPLE」のオ・ジホ、「IRIS-アイリス-」「ミス・リプリー」のキム・スンウ主演、「少女時代」スヨンが本格演技に初挑戦したメディカル・ラブストーリー。知られざる韓方医学の伝統と、現代医学の粋を結集した神経脳外科の世界。そこで繰り広げられる天才医師たちのプライドを賭した戦いと、大病院の裏側を描いたリアルな描写は必見だ。

 この度、主演俳優オ・ジホのオフィシャルインタビューが届いた。

<b>-「第3病院~恋のカルテ~」に出演を決めた理由は。</b>
まず、作品のシノプシスを読んだとき、最も大きく感じた魅力ポイントは、西洋医学と韓医学が一緒に登場するということでした。そして、キム・スンヒョンというキャラクターは自ら心の傷を抱えながらも、誰かを癒す方法として韓医学を選びました。彼が選択した韓医学から人間味を感じることができたので、この作品を選びました。

<b>-今までドラマであまり登場しなかった“韓医師”を演じるにあたって、役作り方法は。</b>
撮影に入る1か月前から諮問機関である慶熙(キョンヒ)韓方病院の先生を訪れました。韓医師の基本となるのが鍼だったので、それを重点的に学びました。一般的に知られている鍼よりも、ずっと多くの種類の鍼治療を行わなければなりませんでした。そのため、鍼を勉強し、何回も練習しました。また、やはり韓方なので漢字が多用されているで、韓国の医書である「東医宝鑑(トンイポガム)」などを読んだりしました。

<b>-キム・スンヒョンというキャラクターとオ・ジホさん自身との共通点・相違点は。</b>
共通点はまず、さばさばとしていて人が好きだという点、人とのコミュニケーションを好むというところだと思います。違いは学歴ですね(笑)。キム・スンヒョンはすごく勉強の出来る人ですが、僕は全然足りないという違いがあります。キム・スンヒョンというキャラクターは心の傷をたくさん抱えています。家族や、恋人からも傷つけられていますが、その中で何かを見出そうと、韓医学の道を選択し、徐々に成長をしていく人物です。演じるにあたって少し大変な部分もありましたが、時間が経つにつれ、いい共演者に恵まれたおかげで、上手く表現できたのではないかと思います。

<b>-印象的だったシーンは。</b>
ロッククライミングの場面です。僕が初めて登場するシーンですが、自分にとってインパクトがかなり強かったですね。撮影にはかなり苦労しましたし、怖い思いもしました。なので、個人的にかなり気に入っているシーンです。

<b>-このドラマは西洋医学と韓医学の対決・対立が大きな見所です。オ・ジホさんは個人的にどちらの治療を選びますか。</b>
自分の気持ちによって変わってくるものですね。ドラマの中で僕の好きな台詞がありますが、「医師は治療を目的とする人だ」という言葉です。同じ治療を行う人であるけれど、ただ違うところがあるとすれば、西洋医学の医師は“病気”を治す人で、韓医師は“病気になった人”を治療する人です。どちらにフォーカスをおいているのかが違いだと思います。とにかく、医師とは治療を目的とする人という点で一緒だと思います。なので、一つだけを選ぶことは個人的に難しいと思います。

<b>-記憶に残っている台詞は。</b>
(先述のとおり)西洋医学と韓医学が対立する中、僕が発した台詞です。「西洋医学の医師は“病気”を治す人で、韓医師は“病気になった人”を治療する人だ。ただ、医師は治療を目的とする」、これですね。

<b>-キム・スンウさんほか、共演者とのエピソードや撮影秘話は。</b>
とにかく楽しかったです。キム・ミンジョンさん、キム・スンウさん、そしてスヨンさんまで演技への情熱が非常に高く、上手な方々です。集まれば、もちろんプライベートの話もしますが、自分の演じるキャラクターについて語り合い、討論会のようになることもありましたね。撮影中はずっと寒くて、女性出演者はかなり苦労したと思います。僕は韓医師の役なので、鍼治療のシーンが大変でしたね。西洋医学の場合は、手術シーンがかなり長時間である上に、細かい部分まで撮らないといけなかったので大変でした。ですが、みなさんと楽しく撮影できたと思います。

<b>-今回、共演者の中には「少女時代」のスヨンさんもいますが、普段からK-POPは聴くのですか。</b>
K-POPの人気がとても高いので、聴かざるを得ないといいましょうか。ラジオをつければ流れているので、自然と耳にしています。その中でも「少女時代」はグローバルなスターなので、世界的に有名ですし、僕みたいな世代は大好きですね(笑)。スヨンさんと一緒に演技をすることが出来て、うれしかったです。

<b>-ケーブルチャンネル放送の記念碑的なドラマでしたが、プレッシャーはありましたか。</b>
プレッシャーを抱えて撮影するわけではありませんが、ケーブルドラマとしての期待作であり、初めての事前制作ドラマだったので、かなり気を使っていました。あらかじめ撮影しておいた映像が古く見えるのではないかと心配しましたね。テレビ局が心血を注いだ作品でありましたが、プレッシャーはあまりありませんでした。視聴率の面では、やはり地上波のドラマより低かった部分もありましたが、それでも僕たちにとっては大きな意味のあるドラマでした。ケーブルチャンネル初のドラマとしていいスタートを切ったと思います。

<b>-今後、共演してみたい日本の俳優は。</b>
最近、チャ・スンウォン先輩と舞台で共演した広末涼子さんです。ユニークな雰囲気があると思います。チャンスがあれば広末さんと共演してみたいと思います。ジャンルは、少し変わったラブストーリー(笑)?なんだか、変わった人なのではないかと思います。韓国の女優さんと顔立ちも違うので、好感がありますね。

<b>-日本のファンへ作品の見どころとメッセージを。</b>
「第3病院~恋のカルテ~」主演のオ・ジホです。西洋医学と韓医学が一緒に登場する、初めてのドラマです。西洋医学と韓医学の対決という、変わったテーマがとても面白く、注目していただければと思います。対決のほか、愛、家族愛など見どころが満載ですので、是非ご期待ください。皆さんの応援をお願いいたします。ありがとうございます。

Copyrights(C)wowkorea.jp 0