ドラマ「ヴァンパイア検事」主演ヨン・ジョンフン
ドラマ「ヴァンパイア検事」主演ヨン・ジョンフン
2011年の韓国ケーブルドラマ枠で視聴率NO.1。斬新な設定(ヴァンパイアが死者の血を飲んで記憶を読む)や衝撃的な展開に、ハマる“ヴァンパイア”マニアが続出。あまりの人気に、早くも9月に続編の放送も決定するほど。そんな大人気ドラマ「ヴァンパイア検事」のDVDリリースが決定した。

ヨン・ジョンフン の最新ニュースまとめ

 9月5日(水)全6巻 (全12話)TSUTAYAのみでレンタルを開始した。また、来る10月19日(金)にはDVD-BOXが発売となる(発売元・レンタル販売元:カルチュア・パブリッシャーズ/セル販売元:東宝)。

 「ヴァンパイア検事2」には日本の女優、吉高由里子が出演。韓国ドラマ初挑戦の吉高は、日本最高のフォーチュンカウンセラー役を演じる。すでにクランクインしており、慣れない海外ロケながら、危険なシーンでもスタント無しで演技に挑み、ステップアップを目指し日々奮闘中だ。

 実力派俳優ヨン・ジョンフンが、かつてないワイルド、クール、そしてセクシーなキャラクターに挑戦し、新しい魅力を発揮した本作。ヴァンパイアに変身する刺激的なシーンは必見だ。この度、「ヴァンパイア検事」主演ヨン・ジョンフンのオフィシャルインタビューが届いた。

<b>-シーズン2放送決定おめでとうございます。大ヒットシリーズとなった本作ですが、出演を決めた経緯を教えてください。</b>
新しいジャンルのドラマに挑戦するという意味合いが大きかったです。韓国だけではなく、日本やヨーロッパ、アメリカにもこういったジャンルの誕生を知ってもらうことができます。また、ヴァンパイア作品へのチャレンジ精神もありました。

<b>-本作はヴァンパイアというファンタジーの存在と、犯罪捜査というリアリティーが共存する異色の設定でしたが、初めて脚本を読んだ時の感想は。</b>
実は、最初は検事ではなく弁護士という設定だったのですが、より捜査劇の印象を強くするために検事になりました。これがヴァンパイアの話だけだったら魅力が無かったと思います。そこに検事、捜査というのが加わり、本作が成功できたと思います。シーズン1ではヴァンパイアよりは捜査物にフォーカスを合わせていました。そして、だんだん視聴率も上がりわたしたちも自信をつけ、ヴァンパイア感をもっと出すようにしていきました。

<b>-制作陣のキャスティングの意図は、ギャップだそうですね。監督やスタッフと、キャラ作りの上で目指したものはあったのですか。</b>
はい。もし、俳優チャ・スンウォンさんがこの役を演じたら、どう見てもヴァンパイアそのものじゃないですか(笑)。「ああ、ヴァンパイア」だとすんなり受け入れて、その後の展開にあまり興味を持たないかも知れません。でも、制作陣が探していたのは、正反対のイメージだったのです。そういう人物が特殊メイクアップなどをして変身した瞬間、そのギャップ効果がとても大きいと考えたのです。前作で良い人だったのが、急に悪者に変わった時のように。そこで制作陣と僕の考えが通じ合いました。

<b>-テヨンの血を飲んで死者の記憶を読み取るシーンが毎回圧巻でした。演じる上で工夫したことなどありましたら教えてください。</b>
サイコメトリーをするときに、どんな顔をすれば良いのかと、それからヴァンパイアへの変身過程、また(人間に)戻ってくる過程、それらが本当に難しかったです。死者の血を飲み、記憶を読み取ろうとするとき、なぜ、あんなに苦しそうなんだと指摘されたこともありました。最終的に、死者の最後の姿とともにその苦しさをも感じ取るからであり、被害者の最後の姿が見えるんです。

<b>-撮影現場の雰囲気はいかがでしたか。共演者の皆さんとのエピソードを教えてください。</b>
イ・ウォンジョンさんやイ・ヨンアさんをはじめ、楽しいメンバー揃いでいい雰囲気でした。ヨンアさんは幼い末っ子のような存在でしたし、ウォンジョンさんも大人になりきれていない隣のお兄さんのような印象でした。休憩時間は、ヨンアさんは暇さえあれば愛嬌を振りまきます(笑)。そして、ウォンジョンさんはその愛嬌を受けてとても喜びます。

<b>-今までのヴァンパイアとは印象が違う、禁欲的で苦悩するテヨンが、セクシーでした。ヨン・ジョンフンさんの考える検事テヨンという男は、どんな男ですか。</b>
自分の仕事だけに没頭していて、妹想いの男…そんなところでしょうか。まあ、ある意味可哀想な男ですよね。元々人間だったのがやむを得ない状況でそれ(人間)を棄ててヴァンパイアになりました。普通の人間が持つ楽しみもない、恋愛もできない。一歩下がって他の人間を見つめている。毎回事件が終結すると、上から世の中を見下ろす、まるでバットマンの1シーンのようにシニカルな表情で見下ろすシーンがありますが、そこがミン・テヨンというヴァンパイアをよく表していると思います。悪人として生きていくという道もあるのに、そういった感情を抑えながら人間たちを守りますが、その人間たちが熾烈な関係の中で生きていくのを第3者の立場で見つめている。神でもなく人間でもない、中途半端な怪物のような存在…、テヨンの寂しさに最もフォーカスを合わせて演じていました。

<b>-これから「ヴァンパイア検事」を見る日本のファンに向けて、見どころなどメッセージをお願いします。</b>
どうやら女性はヴァンパイアに対するロマンがあるようです。(本作は)ヴァンパイアに対するロマンを抱いた女性に、また捜査物好き、アクション好きな方に愛されました。そして、カメラテクニックが別格だったのもヒットの要因としてあったと思います。そのため、僕たちはよく、本作は「プレゼントの詰め合わせ」と言っていました。さまざまなジャンルのつぼを上手につなぎ合わせているな、と。ですので、日本の皆さんにも楽しんでもらえると思います。

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