旅の最後は記念撮影。キム・アジュンを囲んでにっこり。(画像:画面キャプチャ)
旅の最後は記念撮影。キム・アジュンを囲んでにっこり。(画像:画面キャプチャ)
4度目のシーズンが幕を開けた「車輪のついた家4」(tvN)。まるで夫婦のようなコンビネーションを見せる俳優ソン・ドンイル、キム・ヒウォンに、新しい“4代目末っ子”としてロウン(SF9)が加わり、トレーラーハウスでの旅が始まった。

キム・アジュン の最新ニュースまとめ

前作のシーズン3は2021年10月14日~2022年1月6日までの放送で、今シーズンは10月13日(木)にスタートしたので、ほぼ1年ぶりの再始動だ。変化したことといえば、末っ子ポジションメンバー、さらに進化したトレーラーハウスなどが目につくが、見えないところでは、シーズン1から3までメイン演出を手掛けてきたカン・グンPDが交代に。カン・グンPDは先ごろ、「テントの外はヨーロッパ」が好評のうちに終わったばかりで、今シーズンからはシーズン1から3まで演出チームにいたキム・ヒョヨンPD、キム・ソヨンPDがメインPDとなった。

こうして新体制で迎えた「車輪のついた家4」。最初のゲストは女優キム・アジュンだった。バラエティではあまり見ないし、華もある女優なので幕開けにもふさわしく、話題性もあったが、10月13日の初回放送は視聴率3.8%、20日放送の第2話は2.6%(ニールセンコリア調べ、全国基準)という結果に。

シーズン3は末っ子ポジションに俳優コンミョンが加わり、初回ゲストはそのコンミョンと大の仲良しの“姉貴分”である女優イ・ハニが出演。いきなり初回5.1%という全シーズンを通して、最高視聴率を叩き出すド派手な始まり方だったので、今回の結果は少し、肩透かしをくらったような感じだ。さらに深刻なのは、これまで全シーズンを通して、視聴率が2%台に落ちたことは一度もないのだが、それが2話目で出てしまったこと。最近、こういった俳優たちのリアルなヒーリング系旅バラエティが乱発していて、多少飽きられてきている、ということも考えられるが、見せ方次第といったところか。

それはさておき、今回新しく入ったロウンはソン・ドンイル、キム・ヒウォンとは初対面。兄貴2人にかわいがってもらおうと、キャンプ初心者なのに、積極的に「僕がやってみましょうか?」「一度試してみましょうか?」と名乗りをあげ、お手伝い。ところが、身長190センチの長身で小顔のイケメンというビジュアルは完璧なのに、意外と抜けているところもあり、そのギャップがまた魅力的だった。

この番組では、コーヒーの準備は末っ子の仕事と決まっているが、コーヒーをいれるのも初めてだったロウン。ドリッパーをセットせず、いきなりペーパーフィルターに直にお湯を注ぎ始めてしまい、ようやく何かヘンであることに気づき、ネットで検索を始める姿も。また、新しいシンク調理台の水道の蛇口を壊してしまうなど、やらかしてしまう場面もあったが、ソン・ドンイルが優しくフォロー。

シーズン3では、初回コンミョンが手ぶらでやって来たのとは違い、クッキー持参でやって来たロウンに兄貴たち2人は好感を持ち、片付け、皿洗いにすぐに取り掛かるキレイ好きな一面や、料理をおいしそうによく食べる、その食べっぷりもソン・ドンイルのお眼鏡にかなったようだった。

一方、初回ゲストのキム・アジュンは、ソン・ドンイルとは映画「カンナさん大成功です!」で共演し、キム・ヒウォンとは仲の良い間柄。もともとこの番組の大ファンだそうで、これまで登場した女優ゲストたちが置いていったお土産、例えばコン・ヒョジンのエプロン、ペ・ドゥナのマグカップなどに興味津々。実際手にとると、うれしそうにはしゃぎ、キム・アジュン本人は手作りの枕カバーをお土産に持ってくるセンスも見せていた。

さらに、女優ラ・ミランと親交のあるキム・アジュンは、この日この番組のロケが入り、ラ・ミランの映画の試写会に行けなかったので、シーズン1でラ・ミランがお土産に持ってきたエアソファで写真を撮りまくり。それをラ・ミランに送るのだとうれしそうに話し、のびのびと楽しんでいたのも印象的だった。

翌日には、朝食にベトナムのフォーを作って振る舞い、船釣りにも初挑戦したキム・アジュン。気取らないナチュラルな姿で、思い切り楽しみに来たという雰囲気が伝わり、素の魅力が垣間見えたようだった。

なお、気になるのは今シーズンのゲストたち。事前インタビューでPDらは、これまでソン・ドンイルやキム・ヒウォンとゆかりのあるゲストを招待していたが、今シーズンは面識のないゲストを招待し、初対面のゲストと3人がどう仲良くなっていくのか、というのも見どころだと明かしている。次回、2人目のゲストは女優キム・ハヌル。久しぶりのバラエティでどんな素顔を見せるのか。そして、今シーズンの「車輪のついた家」は盛り上がりを見せるのか、いろいろな意味で気になるところだ。

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