ミュージカル出演を告知するソンギュ(INFINITE)。それをつっこむヒチョル(SUPER JUNIOR)。(画像:画面キャプチャ)
ミュージカル出演を告知するソンギュ(INFINITE)。それをつっこむヒチョル(SUPER JUNIOR)。(画像:画面キャプチャ)
人気バラエティ「知ってるお兄さん」(JTBC)が、6月25日(土)と7月2日(土)の2週にわたり、“マルチバース”特集を放送。レギュラーメンバー8人とゲスト8人のポジション対決が繰り広げられた。

SUPER JUNIOR の最新ニュースまとめ

ゲストはレギュラーメンバーたちと同様、お笑い芸人、歌手、アイドルで構成。クセ強めのラインナップだったが、やはりビジュアル的に目を引いたのはアイドルたち。「SUPER JUNIOR」のリョウク、「BTOB」のウングァン、「INFINITE」のソンギュとソンジョンが登場した。特に、ウングァンはことし2月、「BTOB」がゲスト出演した際、コロナ感染で一人だけ出られなかった経緯があったので、そのリベンジ(?)となった。

人気グループのメンバーたちが揃(そろ)うと、やはり華やかだし、その中でもしっかり個性を発揮し、活躍していたのも目を引いた。トークでも、これだけの人数がいると、振られるのを待っているだけでは、なかなか出番が回ってこない。その辺をよく知っているこの4人は、隙をついて積極的に入るのも上手かった。

例えば、宣伝だけはしっかりしなきゃと思ったのか、ソンギュが主人公チャーリー役を演じるミュージカル「キンキー・ブーツ」が7月20日に開幕すると告知タイムに突入するや、ゲストたちが続々と宣伝を開始。ソンジョンはまだ報じられていない新バラエティーに7月からレギュラー出演すると明かし、リョウクは7月に「SUPER JUNIOR」が「SUPER SHOW 9」を開催すると「SORRY, SORRY」を歌いながら告知。さらに、ウングァンは自分のことではなく、メンバーのソンジェがMBCドラマ「金のさじ」で主演を務めるので見てほしいとPRするなど、この機を逃すものかとガツガツしていて、それを上手く笑いに変えていた。

また、ソンギュとソンジョンは「INFINITE」といえば、の名曲「Be Mine」を2人で披露。さりげなく、後ろの方でウングァンも一緒に踊っているのがカメラにキャッチされていたが、誰もが知る名曲なだけに、やはり盛り上がる。ちなみに、その後、ゲームコーナーのMCを務めるシンドン(SUPER JUNIOR)が「Be Mine」、「SORRY, SORRY」などを一人でパフォーマンスし、おいしいところはすっかり持っていってしまったのだが。

そして、大波乱だったのが、人物クイズ。カン・ホドンとイ・スグンがいるので、これが「新西遊記」なのか、「知ってるお兄さん」なのか、よく分からなくなるのはさておき、本当に波乱を巻き起こすゲームだ。

ソンギュは「BTS(防弾少年団)」Vの名前が出てこず、みんなから非難を受けると、「分かってるんだって。『BTS』、本当に好きなんだから」とプチパニック状態。ウングァンは、Vの親友でもある俳優チェ・ウシクの写真が出ると、「ポール・キム」と誤答。たしかにこの写真は似ていたので仕方がないとキム・ジノが優しくフォローしていた。

さらに、ミン・ギョンフンが「SUPER JUNIOR」リーダー、イトゥクの写真が出ると、やはり名前が出てこず、隣にいたヒチョルに「お前らのメンバーだろ」と苦笑いするのがやっと。すかさず、リョウク、シンドン、ヒチョルが「これをイトゥクが見たら、絶対にスネる」とし、ミン・ギョンフンを3人がかりでイジり倒す場面も面白かった。

そんな失態を犯してしまったソンギュはミン・ギョンフンとの指相撲対決で勝利し、汚名返上⁉ ウングァンはリョウク、キム・ヨンチョルと高音対決。最終的に3人とも、甲乙つけがたい名勝負で引き分けとなったが、このボーカル対決は見応えがあった。

こうして、それぞれが見せ場を作り、笑いどころも多かったのだが、結局、印象に残ったのは「SUPER JUNIOR」メンバーたちの絆が深いことだった。イトゥクの写真のくだりでも抜群のチームワークを見せていたのはもちろん、リョウクがイ・ジノとの「〇文字Q&A」対決で、「このメンバー、出ていってほしいと思う人は?」に2文字で答える質問で攻撃されたとき、全く迷うことなく「なし」と答えたのだ。思わず、ヒチョルとシンドンが「おぉ~」とうれしそうに感動。とっさの質問なので、ヒチョルはシンドンか自分の名前を言うと思っていたらしく、だからこそなおさら、この答えはメンバーだけでなく、ファンにとっても満点の回答だった。

さらに、これら後半のゲームは、どちらが勝つのか、ベッティングする方式だったが、リョウクvsイ・ジノの対決ではヒチョルがリョウクにほぼ全財産を、ヒチョルvsソンジョンのガールズグループのイントロ対決ではリョウクがヒチョルにベッティング。何の迷いもなく、お互いを選択し、信頼を寄せていたのが垣間見られた。「INFINITE」はソンギュが、ソンジョンではなくヒチョルを選び、メンバーを裏切った(?)のがイ・スグンにつっこまれる場面もあったので、より「SUPER JUNIOR」の絆が際立っていたのもある。なんだかんだで、長く続くグループには理由があるということを改めて感じるし、「SUPER JUNOR」のバラエティでの安定感はやはり抜群だった。

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