98年生まれの寅年であるジュヨン、キュー、ムンビン。(画像:画面キャプチャ)
98年生まれの寅年であるジュヨン、キュー、ムンビン。(画像:画面キャプチャ)
1月29日(土)と2月5日(土)の2週にわたって放送された人気バラエティー「知ってるお兄さん」(JTBC)に今をときめくK-POPアイドルたちが大挙出演し、話題を集めた。ちょうどこの時期は旧正月だったので、お祭りムード満載に第1弾は体育大会、第2弾は相撲大会が行われた。

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登場したのは「2PM」のJun.Kとウヨン、「MONSTA X」のミニョクとジュホン、「ASTRO」のムンビンとサナ、「THE BOYZ」のジュヨンとキュー、トロット界からはナ・テジュとパク・クン。さらにMCとして、「SUPER JUNIOR」のイトゥクとシンドンまで、「知ってるお兄さん」のレギュラーメンバーを加えたら、総勢20人が一堂に会した。

MCにイトゥクがいて、これだけのアイドルが揃うと、まるで「アイドル陸上大会」の雰囲気だが、これだけの人数がいる中でも、ゲストであるアイドルたちに、一人ずつ一発芸タイムを作り、見せ場を作れるようにしていたのが、やはりバラエティーであり、「知ってるお兄さん」らしさでもあった。

例えば、サナは「プップー」、ジュホンは「クックカッカ」と新作「ノム デュア」という愛嬌(あいきょう)を披露。さらに、ジュホンはラッパーらしく、ヒップホップムード漂う「Next Level」(aespa)のステージでみんなを盛り上げ、スタジオが一体化に。

キューはキリンのモノマネとガールズグループのダンス。それに対抗し、アドリブで鶏ダンスを披露したのがウヨン。ムンビンはドラえもんのモノマネ、ミニョクは1日に1回しかできない(?)という片手腕立て伏せ、手が大きいというジュヨンは飴のつかみ取り(60個成功)とさまざまな一発芸で個性を発揮した。

また、今回はこれだけのメンツが揃っているので、祝賀ステージもセルフで行われたが、それが豪華だった。まず、「MONSTA X」が「2PM」の「My House」、「Again&Again」のカバーダンスを披露。すると、これに刺激された本家「2PM」も一緒にやりたいとし、「2PM」×「MONSTA X」のコラボが実現。4人のセクシーな「My House」が目をくぎ付けにした。

続いて、「ASTRO」は「MONSTA X」の「GAMBLER」を披露。すると、「MONSTA X」が先ほど先輩である「2PM」がしてくれたように、後輩である「ASTRO」に同じことをしてあげたいと提案し、今度は「MONSTA X」×「ASTRO」のコラボが実現。4人のエネルギッシュな「GAMBLER」が見られた。

さらに、98年生まれの寅年であるジュヨン、キュー、ムンビンのコラボも。3人は「Super M」の「Tiger Inside」を披露し、トラポーズでかわいく締めくくった。事務所の垣根を超えた先輩・後輩たちの貴重なコラボステージ、しかもジャージでという、ここでしか見られないものだった。

メインはあくまで競技ではあったが、その合間に展開されるメンバーたちの楽しい掛け合いも絶妙だった。それを上手くさばいたのがイトゥクとシンドン。2人の活躍も忘れてはならない。長年息を合わせているため、進行しながら、双子のように同じタイミングで同じ言葉を発するシンクロ場面まであったり、番組のタメ口コンセプトに順応しすぎて(?)、MCである自分たちにまでタメ口で話すミニョクには、「僕たちには敬語を使って」と注意しながらおいしくイジったり、芸人顔負けの回しを展開していたのが印象的だった。

ちなみに、シンドンは相撲大会に入ると、MCのポジションを同じメンバーのヒチョルとチェンジし、選手として参加。団体戦も個人戦も圧倒的なパワーを見せつけ、個人戦の決勝では2019年の「アイドル陸上大会」の相撲で金メダルを獲得したムンビンを倒し、優勝まで手にする勢いだった。

終わってみれば、一発芸もダンスも手を抜かない「2PM」や、トーク抜群の「SUPER JUNIOR」という第2世代アイドルたちのインパクトが強い旧正月特集だったような気がする。番組冒頭で「2PM」が、「先輩として中心になり、しっかり見せたい」と意気込んでいたが、第3世代の「MONSTA X」、「ASTRO」や第4世代の「THE BOYZ」に、今回の旧正月特集を通して、アイドルの先輩としての背中をしっかり見せていたのではないだろうか。

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