「シングアゲイン2」でMCを務めるイ・スンギ。(画像:画面キャプチャ)
「シングアゲイン2」でMCを務めるイ・スンギ。(画像:画面キャプチャ)
約1年ぶりにシーズン2で帰ってきたJTBCのリブートオーディション番組「シングアゲイン2」が12月6日(月)にスタートした。放送前から大きな話題となっていたが、やはり第1話から大反響を呼んでいる。この日の視聴率は5.6%(ニールセンコリア調べ、全国基準)を記録。シーズン1の初回3.2%を上回る好スタートを切った。

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何よりもこの月曜午後9時枠は前週まで、女優チェ・ジウ、チャンミン(東方神起)ら出演の「村の軽洋食」が放送され、視聴率は0~1%台と低迷していた枠。(「村の軽洋食」は12月16日から木曜午後9時~に移動)それだけに、「シングアゲイン2」への注目や期待がいかに高いかが分かる。

番組MCはシーズン1に続き、イ・スンギ。審査員の顔触れも、シニア審査員に新たにユン・ドヒョンが加わったぐらいで、ほかのシニア審査員のユ・ヒヨル、イ・ソニ、キム・イナ、ジュニア審査員のキュヒョン(SUPER JUNIOR)、MINO(WINNER)、ソンミ(元Wonder Girls)、イ・ヘリ(Davichi)はそのまま変わらず2期目を迎えたので、席順も同じでMCイ・スンギと審査員席の楽しい掛け合いも相変わらずだった。

進行方法もシーズン1同様、本選に進出した73組を「在野の達人」、「本当の無名」、「独り立ち」、「オーディション最強者」、「OST」、「シュガーマン(一発屋)」の6グループに分類。第1ラウンドは審査員からA(アゲイン)を6個以上獲得したら合格し、次のラウンドへ。4、5個の場合は保留、3個以下は脱落となるルールだ(ただし、審査員は1回だけ、脱落者を救済できる「スーパーアゲイン」を発動できる)。

このようにスタジオセットの雰囲気も含め、シーズン1とほぼ同じ形式で始まり、新たな参加者を迎えたというわけだ。シーズン1の大成功で、シーズン2はさらにそうそうたる“無名歌手”が集結したようだ。このオーディション番組は、名前ではなく番号で呼ばれるのが特徴だが、今シーズンも顔を見ただけで、「あっ!」と分かる有名人や、審査員と縁のある歌手らも。

初回放送では、「在野の達人」、「シュガーマン」、「オーディション最強者」グループの参加者がステージを披露した。その中には「愛なんだ」で人気を博し、ユン・ドンヒョンとユ・ヒヨルの番組に出演したこともある24号のMOSEや、「スーパースターK3」で優勝した22号の「ULALA SESSION(ウララセッション)」の姿も。

さらに、この日最も注目を集めたのが31号のシン・ユミだった。Mnet「PRODUCE 101」シリーズのボーカルトレーナーとしてもお馴染みで、「GOT7」、「DAY6」、「TWICE」、「BLACKPINK」らのボーカルトレーニングをしたこともあるシンガーソングライターだ。今回、「BLACKPINK」の「How You Like That」を歌ったが、原曲とは違いロングブレスで圧巻の歌声を披露し、“オールA”判定を受けた。

なお、今シーズンには「PRODUCE 101」シリーズでシン・ユミから指導を受けたことのある19号のホン・ウンギ(元RAINZ)や40号のイム・ジュンヒョク(元DAY6)も参加。先生であるシン・ユミの“オールA”を自分のことのように喜ぶ姿がカメラにキャッチされていたので、今後、さらに“師弟関係”としてフィーチャーされそうだ。

ほかにも、アイドル出身者では1号のチョンドゥン(元MBLAQ)、44号のヒョンウク(D-CRUNCH)、45号のチョン・ユジ(元EXID、BESTie)、47号のロクヒョン(元100%)、72号のNC.A(元UNI.T)らも参加している。

次回の予告では、審査員のキュヒョンが号泣するシーンが映され、どんな感動ストーリーがあったのか気になるところであり、今シーズンもまた、「今までどこにいたの?」と審査員をうならせるほどの隠れた逸材が続々と現れそうな期待感を高める始まりだった。

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