「ONF」が2人1組となり、料理対決を展開。(画像:画面キャプチャ)
「ONF」が2人1組となり、料理対決を展開。(画像:画面キャプチャ)
最近、日本人メンバーのUを除く、韓国人メンバー5人全員の同伴入隊を発表した「ONF」が、11月14日(日)放送の「デリバリー専門推しレストラン」(tvN SHOW)に出演した。

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この番組は、推しが作った料理が家に届くという韓国初のライブクッキング・デリバリーショー。「ONF」がFUSE(ONFのファンの呼称)のために料理を作るというものだ。メンバー5人は12月に入隊することを明かしているだけに、このタイミングでファンと触れ合える番組というのは貴重な機会だ。

番組の進行は、女性お笑いタレントのホン・ユンファが務め、料理の助っ人には「冷蔵庫をお願い」(JTBC)に出演したこともあるミカエルシェフが登場し、「ONF」をサポートした。

今回、メンバーたちは2人1組のペアに分かれて料理に挑戦。3組が45分間の料理対決を行い、その模様がYouTubeで生配信された後、自分たちの投票により、1位になったペアの料理だけがファンにデリバリーされるというルールだ。

ペアは、「ON」チームと「OFF」チームのリーダー、HYOJIN&J-US、同じ95年生まれのWYATT&MK、E-TION&Uという組み合わせ。本格的に料理をスタートさせる前、ミカエルシェフの利用権(5分、3分、1分)をめぐり、ジェスチャーゲームが行われたが、そこで1位になったのはE-TION&Uだった。特に、お題に「イ・ウォンミン」(「ONE」が所属するWKエンターテインメントの代表)と出たとき、Uが代表の特徴をとらえた動きをやって見せ、E-TIONが一発で当てる場面がこのゲームのハイライトとなり、大爆笑だった。

こうして、シェフ利用権5分を獲得したE-TION&Uはキムチチゲと日本式卵焼き、3分を獲得したHYOJIN&J-USは手作りハンバーガーとチリチーズフライ、1分を獲得したWYATT&MKは海鮮チヂミと豚肉のピリ辛炒めを作り始めた。

ところが料理に慣れていないメンバーたちもいたので、シェフが決められた利用権を無視して手伝い、さっきのゲームはなんだったんだ(?)という状態になり、ホン・ユンファに何度も注意されていたが、仲の良い「ONF」にはそれを指摘するメンバーなどいるはずもなく、対決構図にはなっていたが、みんなで和気あいあいと料理をしていた。

途中で末っ子Uが、HYOJIN&J-USペアのテーブルからこっそりバターをとったのをホン・ユンファに見つかってしまったときも、J-USが「弟のためなら僕たちは別にかまわない」とバターを分けてあげると神対応。とはいえ、一応対決なのでタダではよくないと思ったホン・ユンファがUに一発芸を要求すると、Uがここで一発芸はやりたくなかったのか、E-TIONに「バターをもらうなら、一発芸を見せなきゃいけないんだって。だったら使うのやめる?」と相談。E-TIONが「(バターを使わず)食用油でもいいよ。もしくはフリースタイルダンスをやるとか。好きにしていいよ」と言ったので、Uはバターを使わないと宣言するシーンがあったが、相手の嫌がることは無理強いしないメンバーたちの人の良さ、優しさがよく出ていた。

また、この料理対決の模様は生配信されていたので、逐一反応するファンのコメントもテロップ紹介され、このUのシーンでは「諦めが早い(笑)」、「一発芸断る(笑)」、「末っ子可愛い」などの声があったり、MKがイカの処理に苦戦しているシーンでは、Netflixドラマ「イカゲーム」の名ゼリフを使ってコメントするなど、ファンの愛あるツッコミも面白く、温かさを感じた。

試食も楽しく終えたメンバーたちは投票の結果、4票(J-US、E-TION、U、ミカエル)を獲得したWYATT&MKペアが1位に。その後、海鮮チヂミと豚肉のピリ辛炒めを作るのに、J-USとE-TIONがアシスタントとして入り、HYOJINとUはデリバリー用のパック詰めを担当。料理ができるのを待つ間、Uが即席で“海鮮チヂミダンス”を踊り、先ほど拒否した一発芸(?)をここで披露し、メインダンサーとしての面目を施した。

そして、300人の中から選ばれた3人の自宅に料理がデリバリーされ、その3人とリモート対面も果たしたメンバーたち。応援してくれているファンと直接話せたのがうれしそうだったし、ファンからしても本気で作った推しの手料理を食べられるなんて、夢のような幸せだっただろう。「ONF」はよく“マッチプ(おいしいお店)”と例えられ、“名曲マッチプ”、“ビジュアルマッチプ”、“ケミストリーマッチプ”などと呼ばれるが、今回はおいしい料理でファンを最高に喜ばせていた。

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