「STREET WOMAN FIGHTER」でMCを務めるカン・ダニエル。(画像:画面キャプチャ)
「STREET WOMAN FIGHTER」でMCを務めるカン・ダニエル。(画像:画面キャプチャ)
Mnetで新しいサバイバル番組「STREET WOMAN FIGHTER」が始まった。今回は女性ダンサーたちのバトルだ。ダンスクルー8チームが登場するが、番組名に“ファイター”と入っていることからも想像できるように、いかにも強そうなお姉さんたちが戦闘モードで、No.1グローバルK-ダンスクルーの座をかけ、バチバチにダンス対決を繰り広げる。

カンダニエル(元Wanna One) の最新ニュースまとめ

MCは放送前から話題を集めていたカン・ダニエル。そして、「ファイトジャッジ」と呼ばれる審査員はBoA、テヨン(NCT)、パフォーマンス・ディレクターのファン・サンフンの3人だ。審査員は3人ともSMエンタテインメント(以下、SM)所属。

ここ最近Mnetのサバイバル系番組では、6月3日(木)に終了した「KINGDOM : LEGENDARY WAR」で「東方神起」がMCを務め、8月6日(金)にスタートした「Girls Planet 999:少女祭典」にはティファニー(少女時代)が「K-POPマスター」として出演中。SM所属アーティストたちが、立て続けに出演しているのが目を引く。

それはさておき、8月24日(火)に放送された第1話は、8チームの紹介と最初の対決「NO RESPECT 弱者指名バトル」の模様が公開された。

建物1階のダンスバトルを繰り広げるフロア「FIGHT CLUB」に一堂に会した8チームは華麗なる経歴の持ち主ばかり。チョンハをパフォーマンスクイーンにしたヒット振付師軍団「LACHICA」、「ITZY」の「WANNABE」の“肩ダンス”をはじめ、「TWICE」、「(G)I-DLE」、ソンミらの振付を手掛ける若きリーダー、リジョンが率いる「YGX」、KAI(EXO)が「Mmmh」で活動したとき、美人すぎるバックダンサーとして大きな話題を集めたno:zeがリーダーの「WAYB」、グローバルダンススタジオ1MILLIONのスター振付師ヒョジン・チョイを筆頭にイ・チェヨン(元IZ*ONE)も属する「WANT」。

ガールズヒップホップダンスのプライドを見せるRiHey率いる「CocaNButter」、世界トップクラスのダンサーたちが競い合うダンスコンペティション番組「World Of Dance」シーズン3でジェニファー・ロペスから絶賛されたAIKIがリーダーを務める「Hook」、パク・ジェボムの振付師として有名なHoney Jが指揮する伝統ヒップホップクルー「HolyBang」、ダンサーたちの先生モニカとWAACKダンスのレジェンドLip Jといった重鎮がいる「PROWDMON」とそうそうたるラインナップだ。

これだけのトップクラスのメンバーが揃っているので、それぞれプライドが強く、堂々としていて自信に満ちあふれているのは言うまでもない。対面式から、最初が肝心とばかりに挑発したりする心理戦が始まり、最初から緊張感あふれる微妙な空気感。見ている方がヒヤヒヤする、まさに格闘技のような殺伐とした雰囲気だった。

最初のバトルは、自分が勝てると思う“弱者”を指名し、40秒ずつ1対1でダンスバトルを展開していく「NO RESPECT 弱者指名バトル」。どの音楽が流れるかはDJの気分次第なので、実力が試されるところだ。唯一のアイドルとして注目されるイ・チェヨンも早々に登場した。

事前アンケートで、他のチームのメンバーから“弱者”に指名された人には「NO RESPECT」ステッカーが渡されていたが、イ・チェヨンは最多6個ものステッカーをつけていた。他のチームから、そもそもアイドルとダンサーは違うし、バトルのトレーニングも受けていないだろうという声が多く、「YGX」のリジョンから指名されたのだ。イ・チェヨンはたくさん練習もしてきたし、自信を持って見せたいと意気込み、初めてバトルステージに上がったが、「ファイトジャッジ」3人は全員「YGX」の札を挙げた。

BoAはリジョンの勝利について、「エネルギッシュなのがすごく良かったし、バトルステージを楽しんでいるように感じた」とし、「(自分が)圧倒されたというか、(勝敗が)はっきりとしたバトルステージだった」と評価。これを受け、イ・チェヨンは力不足であることを感じたとし、1人も魅了できなかったのが悔しいと振り返っていた。ともかく、イ・チェヨンは苦いデビュー戦となった。

他にも、因縁のあるダンサーたちによる一触即発のバトルが繰り広げられるなど、初回から見応えたっぷりで、審査をするBoA、テヨンは大変そうだったが、カン・ダニエルは初のMCという大役にもかかわらず、楽しそう⁉ ちょっとした休憩時間も休むことなく、進行台本をチェックしていたので、テヨンから「ダニエルさんが一番大変そうですね」とねぎらいの声がかけられたが、「いやいやいや」とすぐに否定。すかさずBoAが「私が『プデュ』(PRODUCE 101シーズン2)でMCをしたとき、一番大変だったよ!」と言うと、「その気持ち、分かります(笑)」と共感しながらも、ダンサーたちの熱いエネルギーを間近で感じているようで、「楽しいです!」と答えたのだ。

カン・ダニエルはバトルを見ながら、ノリノリでリアクションも大きく、テンションが最高潮に達すると、台本を床に投げつけて興奮するなど、感じるがままに楽しんでいた。「本当に楽しい、面白い」と何度も連呼し、「ヘッドスピンでもやりましょうか?」と自分も踊りたくて、体がウズウズしているようだった。

女性ダンサーたちのヒリヒリするダンスバトルはもちろん、今後カン・ダニエルのパフォーマンスも見られるかも⁉ さらに、スヨン(少女時代)の出演も発表されており、審査を務めるSMファミリーのケミストリーなどもほっこりポイントになりそうだ。

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