「死の組」P NATIONチーム(上段)とJYPチームが激突。(画像:画面キャプチャ)
「死の組」P NATIONチーム(上段)とJYPチームが激突。(画像:画面キャプチャ)
いよいよ本格的に第2ラウンドが始まり、参加者たちの魅力が見え始めてきたオーディション番組「LOUD」(SBS)。6月26日(土)に放送された第4話は、前回に引き続き、JYP vs P NATIONのチームミッションの模様が公開された。

J.Y.Park(パク・チニョン) の最新ニュースまとめ

やはり目を引いたのは、元練習生たちだ。練習生だっただけあり、やはり一つ突き出ている。このラウンドで元練習生たちは、練習生経験のない参加者とマッチングされ、チームを組んでいるため、必然的にリードしていく立場になっていたようだ。J.Y.Park(パク・チニョン)PSYからの評価コメントで、経験がある分、安定感があり、チームの軸となっていたということや、チームメイトのレベルまで引き上げ、上手く引っ張っていた、という内容のものが多かった。

まずは、P NATIONの元練習生で、一番礼儀正しく誠実さがにじみ出ているチェ・テフンと、JYPの元練習生で、今回の参加者の中ではボーカルNo.1と言われる日本人参加者アマルのチームが対決。チェ・テフンは個人点数177点(JYP88、PSY89)、今回もJ.Y.Parkから激しいダンスをしていてもボーカルに安定感があることを褒められたアマルは184点(JYP92、PSY92)だった。チームの点数でもアマル組の勝利となった。

続いて、日本人参加者ハルトが登場。この対決では全員がクラシック舞踊経験者で、J.Y.Parkいわく、その学んできた舞踊をどうK-POPダンスに生かせられるのか、ということを見たいとマッチングしたそうだ。ラップにも初めて挑戦したハルトは、J.Y.Parkから声量や呼吸、音程も良かったとし、舞踊経験者としてはK-POPダンスを上手く踊っていたと褒められ、個人点数は182点(JYP92、PSY90)だった。

続いても、日本人参加者の登場。初回で話題となったうちの一人、ケイジュだ。P NATIONの元練習生、オ・ソンジュンがいるチームとの対決となった。ケイジュはステージ上で弾けるアイドルDNAを持っていて、基本テクニックもあると褒められたが、今回チームを組んだパートナーの方があまりにもエネルギッシュだったので、チームワークという点ではアンバランスだったと評価され、ケイジュの個人点数は175点(JYP88、PSY87)だった。一方、JYPチームとして登場したオ・ソンジュンは、PSYから「スター講師(J.Y.Park)に会って、ポイントを指摘してもらった感じ」と成長を驚かれ、178点(JYP88、PSY90)。チームの点数でオ・ソンジュン組が勝利し、ケイジュが脱落候補となった。

この日最後の登場は、PSYが「死の組」と表現し、J.Y.Parkが「ビッグマッチ」と期待する注目の参加者たちが勢揃いした。JYPチームはP NATIONの元練習生チャン・ヒョンスを中心に、初回で大きな話題を集めた日本人参加者コウキ、さらに最年少ナ・ユンソという3人組。「Stray Kids」の「神メニュー」を披露したが、J.Y.Parkが「ダンスがぴったり合いながらも、それぞれが自分のスタイルを出して踊っていました。本当に驚きの生きているステージでした」と大絶賛。特に、年の離れた弟たちを引っ張り、パフォーマンスの軸となったチャン・ヒョンスのリーダー力を買っていた。

また、ダンスには自信があるが、歌うのは初めてだというコウキに対し、PSYは初回同様、特別だとし、ステージを掌握する力、吸引力があり、体からほとばしる火柱のようなものを見て感動したとコメント。個人点数はナ・ユンソが181点(JYP87、PSY94)、コウキが185点(JYP90、PSY95)、チャン・ヒョンスが186点(JYP90、PSY96)だった。

一方、P NATIONチームは元練習生のチョン・ジュンヒョクを中心に、PSYが一番強いとみているバランスのとれた3人組だ。「Wanna One」の「BOOMERANG」を披露した。J.Y.Parkはチョン・ジュンヒョクにほとんど欠点がないとし、グループのエースには存在感が必要だが、自分のパートが来たときに、自分の登場を確実に示す存在感があるので、よく目に入ってくると高評価。

PSYはプロデューサーとして、このステージが分岐点になりそうだと話し始めた。これまでアイドルのプロデュースに慣れておらず、探り探りやってきたので、練習生たちへのアドバイスも慎重になっていて、何が正解なのかを一緒に探していく段階だったとか。そのため、バラードを歌っていたチョン・ジュンヒョクに、ヒップホップや黒人音楽を強く勧めたものの、もし違っていたらどうしよう?と怖かったが、この日自分の提案は間違っていなかったと証明してくれてありがとうと伝え、プロデューサーとしての手応えを感じていたようだ。チョン・ジュンヒョクはこの日個人点数の最高点となる192点(JYP94、PSY98)をマークした。そして、チームの点数はなんと両チーム同点となり、個人点数の合算で、3点多かったP NATIONチームが勝利。よって、JYPチームのナ・ユンソが脱落候補となった。

なお、番組最後には参加者35人の事前ファン投票中間集計(6月26日午前基準)が初めて発表された。1位イ・ゲフン(元JYP)、2位ウ・ギョンジュン(元P NATION)、3位イム・ギョンムン(元JYP)、4位チョン・ジュンヒョク(元P NATION)、5位オ・ソンジュン(元P NATION)とトップ5は全て元練習生たち。その後、6位アマル(元JYP)、7位ケイジュ、8位チェ・テフン(元P NATION)と続き、その他ハルトは12位、コウキは13位、チャン・ヒョンス(元P NATION)は18位という結果だった。

まだ初期段階であり、大事なのはJ.Y.ParkとPSYの心をつかむことなので、この人気投票がどう反映されるのかは分からないが、注目の参加者が誰なのか、番組を楽しむうえでの目安にはなりそうだ。

Copyrights(C)wowkorea.jp 6