「週刊アイドル」に出演した「MONSTA X」。中央はTMIメンバーに指名されたミニョク。(画像:画面キャプチャ)
「週刊アイドル」に出演した「MONSTA X」。中央はTMIメンバーに指名されたミニョク。(画像:画面キャプチャ)
9thミニアルバム「One Of A Kind」(6月1日発売)で帰ってきた「MONSTA X」。カムバックのたびに、「週刊アイドル」(MBC every1)に出演してきたが、今回もまた6月2日(水)放送分に出演した。しかも、5月14日にデビューした彼らが、「週刊アイドル」514話に出演するというステキな偶然が重なった回だ。

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残念ながら、リーダーのショヌが健康上の理由で活動中断のため、今回は5人での出演となったが、新曲2曲の初披露、暴露トーク、ランダムプレイダンスなど見どころ、笑いが満載だった。

オープニングでは、ヒョンウォンがMCのウニョク(SUPER JUNIOR)と同じところでヒゲ脱毛をした近況や、I.Mが映画「楽園の夜」の俳優オム・テグのモノマネと鍛えられた腹筋を披露。さらに、キヒョンが得意だという縄跳びをカッコよく見せた後、全員で新曲の告知をかけ、大縄跳びにも挑戦。ところが、最後のジュホンがなかなか入れず、他のメンバーたちはすでに体力を消耗し、限界がきていたので失敗…。結局、メンバーたちは、縄をCG合成してほしいと頼み、エア大縄跳びをしたのだが、このときから、この日の団体ミッションは成功しない運命にあったのかもしれない。

ともかく、無事に(?)ジュホンがプロデュースした新曲「GAMBLER」をテレビ初披露。プロデュースした曲がリード曲になるのは初めてだというジュホンはこの曲で、ラップだけでなく歌も歌い、やりたいことを全部やっていると曲への愛情を見せた。また、ヒョンウォンが作詞を手掛けたファンソング「BEBE」も初披露。曲名からも分かるように、MONBEBE(「MONSTA X」のファンの呼称)に伝えたいメッセージが込められており、メンバーたちはスイートなムードで熱唱。ショヌの歌声も入っており、姿はなかったが、完全体での歌唱を届けた。

暴露トークでは、ジュホン×ヒョンウォンの「チャギヤ」(恋人同士の呼び方で、ダーリンやハニーの意味)コンビの新作エピソードも。ジュホンがヒョンウォンにテレビ電話をかけるが出てくれず、次の日にメールで返信がくるのだという。ヒョンウォンからすると、ジュホンが朝方、お酒を飲んで電話をかけてきて、自分の言いたいことだけを言って切るからなのだそうだ。そして、最近ジュホンが「チャギヤ、会いたい」とよく言うことや、ヒョンウォンがショヌとご飯を食べていることを知り、ジュホンが嫉妬したという暴露も。そんな可愛い痴話ゲンカ(!? )をする「チャギヤ」コンビだったが、一番の被害者は彼らに挟まれた席で、話をじっと聞くしかなかったI.Mかもしれない(笑)。

また、そんなI.Mから“何でもオープンに話してしまうTMI(Too Much Information)メンバー”に指名されたのがミニョク。これにはメンバー全員、大納得。ミニョクがラジオでよくメンバーたちのTMIを話すのだそうだ。ところが、ミニョクとしては本来個人主義だから、自分中心でいきたいのに、ファンがいま他のメンバーは何をしているのか、近況などを聞いたりしてきて、こういう些細な情報を望んでいるからだと説明し、最後はファンに対し、他のメンバーではなく、自分への質問をしてほしいとお願いする展開となった。

ファンからの質問に答えるコーナーでは、賢明な買い物を聞かれ、美容に関心が高いメンバーたちが多いことも分かった。ヒョンウォンは美白クリーム、I.Mは美白歯磨き粉と答え、経路マッサージを挙げたジュホンは、元々美容に関心がなかったけれど、芸能人ならイケメンでなくてはいけないという義務感が生まれるようになったとし、ラップが上手いとか歌やダンスが上手いということより、「イケメンですね」と言われるのが一番嬉しいと明かした。

最後はミニョクがやりたかったという名物コーナー「ランダムプレイダンス」に挑戦したメンバーたち。自信を見せていたし、もちろん軽々とクリアするのかと思いきや、予想外の展開に。ミニョクは一人でキョトンと立ち尽くしてしまったり、I.Mやヒョンウォンとぶつかりあったり、大混乱。他のメンバーたちも壊れたように彷徨い、適当に踊り出すなど、スタジオは笑い声ばかりがこだましていた。そうして、失敗を繰り返し、3回挑戦できるチャンスがあったのに、あまりにもあっけなく終わってしまったのだ。

それでも、当の本人たちは楽しそうだったし、I.Mが「失敗は成功の母です」と前向きにとらえていた。そして、最後のあいさつでもI.Mが「僕たちのアルバムを聴きながら、心臓が熱くなったら嬉しいです」と締めくくるなど、今回も「MONSTA X」は「週刊アイドル」でさまざまな魅力を発揮。新曲活動に向けて、みなぎるエネルギーを感じさせた。

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