王子の乱を起こし、誰も見下すことはできない強力な王権を成し遂げた太宗（パク・ヨンギュ）。彼は酒色雑技に陥った長男ヤンニョン（ペク・トビン）の代わりに、本に埋もれて生きる三男チュンニョン（チュ・ジフン）を跡継ぎにするよう御名をおろす。皇太子の地位が負担になるばかりのチュンニョンは、苦心の末に宮を脱出することを試みるのだが…。

韓国映画「私は王である」は、世宗大王が王になる前に身分を変えては街を歩きまわりながら社会を経験するという物語。チュ・ジフンの軍除隊後初の復帰作。彼は時代劇への出演が今作が初めてで、世宗大王に扮して王とこじきを行き来する1人2役を演じる。邦題は「私は王である！」。2013年5月11日より日本公開。