【ソウル聯合ニュース】与党ハンナラ党は22日午後、国会本会議を開き、韓米自由貿易協定(FTA)批准案を、野党の反対を押し切って強行採決し、可決した。
 採決には在籍議員295人のうち170人が出席した。採決結果は賛成151、反対7、棄権12。
 ハンナラ党は21日の指導部会議を経て、同日の強行採決の方針を決めた。同日午前、ハンナラ党の黄祐呂(ファン・ウヨ)院内代表と最大野党の民主党の金振杓(キム・ジンピョ)院内代表による最終交渉が決裂したことを受け、強行採決に踏み切った。
 民主党や民主労働党など野党議員らは、「国民を無視した強行処理だ」と猛反発している。

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