【ソウル聯合ニュース】李明博(イ・ミョンバク)大統領は19日、定例のラジオ・インターネット演説で、来年は幹細胞研究に約1000億ウォン(69億円)を投資すると表明した。
 また国際基準に合わせて臨床や許可の手続きを簡素化する方針も掲げた。李大統領は「食品医薬安全庁を中心に関係官庁の機能を強化し、国際的なトレンドを先取する対策を取る」と述べた。
 演説では、幹細胞研究の基盤となる「幹細胞バンク」の設置を進めていることにも言及。「政府は幹細胞の生産・管理分野の役割を担い、国内研究陣に細胞を安定的に供給する」と語った。

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