【ソウル14日聯合ニュース】欧州のサッカー名門クラブが幼少年育成プロジェクトを通じ、韓国市場への進出を図っている。最も積極的なのはスペインの強豪クラブFCバルセロナだ。
 世界有数の名門とされる同クラブは、昨年12月に済州島でサッカーキャンプを開いたのに続き、韓国でサッカースクール開設案を推進している。バルセロナは1月27日に京畿道にあるサッカーセンターとサッカースクール設立の了解覚書(MOU)を締結。間もなく正式契約を結び、選手を募集する予定だ。
 同サッカースクールにはバルセロナの幼少年コーチーが常駐しながら、有望株らにサッカー技術を教える。最高の幼少年育成プログラムを保有したバルセロナのプログラムをそのまま伝授する。
 一方、韓国代表の李青龍(イ・チョンヨン)が所属する英プレミアリーグのボルトンも、来月に韓国で「幼少年サッカースクール」を開く。そのほか、同リーグのリバプール、チェルシーも韓国市場に目を向けている。チェルシーは先月「幼少年サッカークリニック」を行っており、リバプールも4月にサッカークリニックを開催する。
 こうした動きは海外名門クラブの韓国市場確保競争が本格化していることを裏付けるものと、韓国サッカー関係者たちはみている。

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