【サンフランシスコ29日聯合ニュース】米アップルが多機能端末新製品「iPad(アイパッド)2」で独走するなか、サムスンとLGが同製品に使われる部品の販売でことし41億ドル(約3350億円)を売り上げると推定された。調査会社「トレフィス」が28日、米経済誌フォーブスに掲載したコラムで明らかにした。
 トレフィスは「iPad2」のことしの販売台数が2000万台になると予測した。同社は「興味深いのは、LGとサムスンが『iPad2』との直接対決では苦戦しているが、『iPad2』の成功で最も大きな恩恵を受けるということ」だと指摘した。
 LGディスプレーは「iPad2」1台当たり127ドル相当のディスプレーとタッチスクリーン部品を納入するとみられており、「iPad2」の販売台数が2000万台になる場合、25億ドルの売り上げを記録する。
 サムスングループもNAND型フラッシュメモリーとDRAM半導体、デュアルコアの「A5」プロセッサー、液晶パネル(LCD)関連部品などを納入し、16億ドルを売り上げると試算した。

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