まず、ことしのテレビ市場最大のイシューとなっている3D(三次元)製品は、11製品フルラインアップを披露する。
サムスン電子は、独自の「アクティブ3D」技術で、視野角と視聴距離の制限なくフルハイビジョン(HD)の鮮明な画質での3D映像鑑賞を可能にしたうえ、2D画面でのフルHDも実現した。75インチ、60インチ、50インチの240Hzおよび480Hzプレミアム製品から、120Hzの普及型まで、中国市場攻略に向けた多彩な製品を展示した。
次世代3D基盤技術と液晶パネル技術も大挙披露する酸化物半導体技術を用いて駆動速度の限界を克服し、フルHD解像度の4倍に当たる800万画素の3D映像を実現した70インチのUD(最高鮮明3840×2160)パネル、従来の240Hzパネルに比べ輝度を画期的に改善し、画面のクロストーク(2重像)現象を最小限に抑えた480Hz技術なども公開している。
このほか、電源いらずで太陽光や照明など周辺光源を活用する46インチ、22インチ、13.3インチの透明ディスプレー、新バックライト技術で消費電力を最大50%抑えた低消費電力グリーンIT製品も披露している。
同社LCD事業部の張元基(チャン・ウォンギ)社長は、「中国は世界のディスプレー製造・販売の中核地域に急浮上しつつある。取引先と消費者に最高の品質と性能を備えた製品を適期供給していく方針だ」と話した。
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