【ソウル24日聯合ニュース】LG電子は24日、使い勝手を高めたユーザーインターフェース(UI)と多様な機器で同一のコンテンツを利用できる「Nスクリーン」機能を併せ持つ「インフィニア3Dスマートテレビ」シリーズの第1弾製品(モデル名:55/47LW9500)を25日から韓国市場で発売すると発表した。これに合わせ、同社のスマートテレビ専用のアプリケーションストア「LG Apps」も同日からサービスを開始する。
 同社は同製品を皮切りに、年内に韓国市場に投入する発光ダイオード(LED)液晶ディスプレイ(LCD)テレビの70%以上にスマートテレビ機能を搭載する予定だ。
 「インフィニア3Dスマートテレビ」はスマートテレビの全機能が一目で分かる初期画面など、使い勝手を向上させたグラフィカルユーザーインターフェース(GUI)の搭載が特徴。既存のスマートテレビは機能を使用するため10回近くボタンを押さなければならなかったが、同製品はさまざまなコンテンツやアプリケーションを「ワン・クリック」で起動できるほか、「ドラッグ・アンド・ドロップ」方式で移動できる「マジック・モーション・リモコン」を取り入れた。
 また、短文投稿サイト「ツイッター」や「フェイスブック」などのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)はもちろん、「LG Apps」を通じゲームやエンターテインメント、生活、教育、ニュース・情報など、カテゴリー別の多様なアプリケーションを提供する。
 同社は複雑なメニューや作動方法など、既存のスマートテレビの問題点を解消した新製品は機能を探しやすいため、コンテンツを共有しやすい点をアピールする予定だ。
 出荷価格は55型が510万ウォン(約38万円)、47型360万ウォン。

Copyright 2011(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0