【ソウル24日聯合ニュース】金滉植(キム・ファンシク)首相は24日、ソフトウエアやシステム半導体をはじめとする中核融合技術の発展と3D(三次元)など次世代コンテンツの育成に対する投資を持続的に拡大する考えを示した。
 IT(情報・技術)産業界の新年あいさつ会に出席し述べたもの。独立起業や有望な中小企業を集中的に育成し、1兆3000億ウォン(約959億円)規模のベンチャー・キャピタルを拡充するとした。人材育成とITインフラの拡大、大企業と中小企業の同時成長に向け、政府はより積極的に努力していくと述べた。
 金首相は、韓国が世界的な競争力を備える半導体、ディスプレー関連技術を基に中核融合産業に積極的に投資すれば、新たな付加価値を創出することができると強調した。こうした融合技術は関連産業全般の競争力を高めるものだと述べた。
 また、大・中小企業が互いを成長パートナーと認識し、同時成長することができるモデルを作る必要があるとの考えを示したほか、青年の雇用創出問題にも多くの関心を傾けてほしいと呼びかけた。

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