【ソウル11日聯合ニュース】サムスン電子生活家電事業部部長の洪昌完(ホン・チャンワン)副社長は11日、2015年までに白物家電の売上高300億ドル(約2兆4912億円)以上、市場シェア10%代を目標としていると明らかにした。昨年の同分野売上高は100億ドルを超えている。
 今後は白物家電分野の新成長事業として、水、空気、スマートグリッド(次世代送電網)、ヘルスケアの4つに焦点を当てるとした。
 また、昨年は白物家電業界では天文学的水準といえる1兆ウォンに近い金額を投資したが、これを考慮すれば恥ずかしくないレベルの意味ある赤字を計上したと評し、ことしは確実な利益を上げると強調。ことしも昨年ほどではないものの大規模投資を計画していると明らかにした。昨年は生産拠点の構築とプロセス開発に重点を置いたが、ことしはポーランドを中心に地域基盤の強化と新製品開発に集中的に投資すると説明した。

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