記者団の質問に答える李会長=11日、ソウル(聯合ニュース)
記者団の質問に答える李会長=11日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル11日聯合ニュース】サムスン電子の李健熙(イ・ゴンヒ)会長は11日、外形上はサムスン電子が日本企業の先を行くが、中身(部品)で日本に追いつくにはまだ多くの時間と研究が必要だとの考えを示した。新年最初の出張で訪日するのに先立ち金浦空港で記者団に対し述べたもので、「日本からもっと学ぶべきことは多い。まだまだ学ばなければ」とした。
 サムスン電子は昨年、優良な業績を記録したが、おごらず実力を育て、常にチャレンジ精神を持たなければならないという日ごろの信念を改めて強調した発言と受け止められる。
 一方、全国経済人連合会会長職については、「物理的に職の遂行が不可能」だと述べ、引き受けることはできないとの立場を明示した。

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