「ギャラクシータブ」は先月中旬にイタリアで初めて発売されたのを皮切りに、現在、欧米やアジアなど30カ国余りで販売されている。多くの国で初回出荷分が完売し、追加供給の注文が相次ぐ好調ぶりだ。サムスン電子関係者は「まだ供給が本軌道に乗っておらず注文に物量が追いついていないが、来月初めには100万台も突破する見通しだ」と話した。
無線事業部長の申宗均(シン・ジョンギュン)社長は、9月に独ベルリンで開催された世界最大級の家電見本市「国際コンシューマ・エレクトロニクス展(IFA)」で「ギャラクシータブ」を初公開し、「年内に100万台売り上げる」と豪語していた。
韓国内では14日に発売されて以来、1日に5000台前後が売れ、累積販売数は3万台ほどと推定される。サムスン電子は、今月中に15万台を超えると見込む。
サムスン電子関係者は、高機能携帯電話(スマートフォン)より大きく見やすい画面で、ネットサーフィンなどさまざまな作業がしやすく、低価格ミニノートパソコン(ネットブック)より携帯性が良いところが人気のポイントだと話した。「年末商戦」を迎え、さらに販売が大きく伸びるものと期待を示した。
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