【ソウル15日聯合ニュース】世界のスーパーコンピューター(スパコン)の能力を比較調査する「TOP500プロジェクト」が15日までにまとめた最新リストによると、韓国はスパコン3台が500位以内に入った。保有台数ではノルウェー、スペインと並び17位を記録した。
 ランキングはドイツと米国の専門家らが毎年2回、スパコンの計算速度を評価し、発表している。韓国は気象用スパコン「Haeon」(19位)と「Haedam」(20位)、韓国科学技術情報研究院(KISTI)が保有している「TachyoII」(24位)がランクインした。
 調査対象の28カ国のうち、米国が275台で最多を占め、次いで中国(42台)、ドイツ・フランス・日本(各26台)、英国(24台)、ロシア(11台)の順だった。
 米国は前回の282台より減少したのに対し、中国は前回の25台から急増した。特に、中国の国防科学技術大学が開発した「天河1号」が前回トップの米「Jaguar」を抜き、初めて世界最速と認定された。
Copyright 2010(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0