【ソウル17日聯合ニュース】サムスン電子の李建熙(イ・ゴンヒ)会長が17日、日本の早稲田大学から名誉法学博士学位を受けるため、日本訪問に向け出国した。李会長は1965年に同大学商学部を卒業している。
 李会長は2000年にソウル大学名誉経営学博士、2005年に高麗大学名誉哲学博士の学位を授与されているが、海外の大学からの授与はこれが初めて。学位授与式は20日に早稲田大学で行われ、李会長はしばらく日本に滞在する予定だという。

 またこの日、出国に先立ち李会長は、来年の半導体・液晶パネル景気についての記者団からの質問に、「確実には分からないが、少し心配している」と答えた。競争力のあるサムスンだが苦しくなる可能性はあるかとの質問には、「そうなる可能性もあるのではないか」と短く応じた。

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