【大田20日聯合ニュース】国際サイエンスパーク協議会(IASP)第27回国際会議が23~26日、大田・大徳コンベンションセンターで「グローバルグリーン成長」をテーマに開催される。
 IASP国際会議は世界のサイエンスパーク(科学団地)間の交流と和合の場として毎年開催されているが、韓国での開催は初めて。今回は、国内外の識者や環境専門家など、過去最多の60カ国1200人余りが参加する予定だ。2005年ノーベル化学賞受賞者のグラブス教授(米国)、1973年ノーベル物理学賞者の江崎玲於奈教授(日本)、2008年に英紙ガーディアンが選ぶ地球を救う50人に選ばれたデンマークの環境専門家ビョルン・ロンボルグ氏、日本・産業技術総合研究所の野間口有理事長らが顔をそろえる。
 行事は、大きく学術会議と国際グリーン先端技術展示会に分けて進められる。20のセッションからなる学術会議では、18カ国の学者が、各地域のサイエンスパークとグリーン技術、経済開発と雇用創出、国際協力などに関する論文55編を発表する。
 学術会議を中心とする従来の枠から脱するため、今回初めて行われる展示会では、国内外100企業・機関が約120のグリーン技術分野アイテムを出品する。その場で国内外バイヤーと商談し、さまざまなビジネス創出効果を得られるものと期待される。
 最終日には「大徳宣言」を発表し、低炭素サイエンスパークの概念と基準を提示する。グリーン・コリアのイメージを世界にアピールし、大徳研究開発特区のグローバルグリーン成長ブランドも高める考えだ。
 大徳研究開発特区本部の姜啓斗(カン・ゲドゥ)理事長は、今回の会議はグリーン成長の国際的協力事業を導出する機会になると評するとともに、大徳特区としては、会議開催で国際社会認知度を高め、研究開発(R&D)成果のグローバル事業化や特区内機関の海外進出を支援するだけでなく、韓国型サイエンスパークモデルの海外輸出に向けた基盤を拡大したいと意欲を示した。



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