コン・ヒョジン の最新ニュースまとめ
11月初めに始まったMBC TV『朝鮮から来ました』が早期放送終了となったのに続き、同じく11月に始まったKBS 2TV『バンバン』が、23日を最後に幕を下ろす。さらに『朝鮮から来ました』は、それほど長くもない12回の放送予定だったのだが、7回までに短縮し、起死回生を図って放送時間帯の移動まで発表したが、電撃廃止となった。
最近幅を利かせているSBS芸能局も、シットコムに関する限りは幅が利かない。シン・ドンヨプ、コン・ヒョジンというビッグな芸能人が投入されたSBS TV『一人じゃないよ』もまた、視聴率10%台という苦しい状況にある。
MBC TVのシットコムブランドとしして位置している『ノンストップ』5作目のシリーズも、視聴率が以前のようには行かなくなった。ずっと15%内外を維持してきたものが、最近は10%前半台に止まっており、一ケタ台の視聴率が出ることもある。
後続作を決められないまま、早期放送終了するのは危険なことである。にもかかわらず無理に強行したのは、起死回生の可能性を“0”と見なしたからだ。『バンバン』は視聴率3~5%に止まり、『朝鮮から来ました』もまた、5%を超えられなかった。
『LAアリラン』に始まり、『オ博士宅の皆さん』『順風産婦人科』『男女6人恋物語』『友達3人』など、わずか2~3年前はシットコムが “雨後の筍”のようにでき、世間で話題になった人気作家たちが、必ずそこに入っていた。
芸能局PDたちは、このような急な“シットコム受難時代” の原因を、題材の貧困と、あまりに早く変わる視聴者の視聴態度に求めている。
SBS芸能局のチョン・スニョン部長は「シットコムが発達したアメリカでは1週間に1回、週単位で編成し、6ヶ月は放送、6ヶ月は再放送で、再放送期間に後続編の準備が徹底して行われる」と伝え、「我々の場合、毎週5回ずつ放送されるものがほとんどで、アメリカの『セックス&シティ』が、10年かけて放送する分量を1年で全て放送してしまう」と、素材の貧困に陥るしかない放送制作の現実を語った。
また、視聴者たちの嗜好があまりにも早く変わってしまうことも、シットコム制作陣をあわてさせる。現在SBS TV『笑いを求める人たち』とKBS『ギャグコンサート』が、2大山脈を成し、視聴者の笑いを持っていってしまっている。特に『笑いを求める人たち』の人気上昇はものすごい。1ケタ台に止まっていた番組が2~3%ずつ上昇していたかと思えば、遂にはこの放送時間帯の“至尊”を占めていた『ハッピートゥギャザー』を押さえ、視聴率20%台までに成長した。
視聴者たちが微笑ましさを感じさせるシットコムより、即刻的な笑いを与えるオープンステージコメディーを選好みしているのが最近の流れである。この流行は今しばらくは逆らいがたいものであろう。
視聴者たちの嗜好はめぐりめぐる。チョン部長は「またいつかシットコムが人気となる時代が来るはず」という言葉で、番組の人気サイクルを表現した。
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