現場で鑑識作業を行っている警察と科学捜査研究チーム=17日、釜山(聯合ニュース)
現場で鑑識作業を行っている警察と科学捜査研究チーム=17日、釜山(聯合ニュース)
【釜山18日聯合ニュース】釜山で発生した室内実弾射撃場火災について、警察は18日、火災の火元は射撃スペースの射台だと暫定的に結論を出したと明らかにした。警察は当初、火元を休憩室のソファー周辺としていたが、17日午後から6時間以上かけて3回目の現場鑑識を行った結果、このように判断した。
 警察関係者は「射台のほうで、強力な火炎を伴う可能性のある引火物質により、爆発と同時に火災が起こったものとみている」と述べた。しかし、爆発が失火、または放火によるものかは確認できておらず、調査を続けている。

 警察は18日午前の会見で3回目現場鑑識結果を明らかにする予定だ。またこの日、事故現場が遺族とメディアに公開される。
 一方、この火災に巻き込まれやけどを負って入院中の日本人観光客と韓国人の5人のうち、旅行会社ガイドの韓国人女性(67)が18日午前5時3分ごろ、心臓機能の喪失で死亡した。
 これで犠牲者は日本人7人、韓国人4人の計11人に増えた。

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