砕氷船「アラオン号」=(聯合ニュース)
砕氷船「アラオン号」=(聯合ニュース)
【仁川9日聯合ニュース】国内技術で建造された初の砕氷船「アラオン号」が、16日午後4時に仁川内港の第1埠頭(ふとう)で命名式を行い運航を開始する。命名式は、船主となる韓国海洋研究院付設極地研究所が国土海洋部と共催するもので、研究員ら300人余りを招き船舶内部を公開する予定だ。
 「アラオン号」は、重さ7480トン、全長110メートル、幅19メートル、最高速度16ノット(時速約30キロメートル)の最先端研究用船舶。60種余りの先端研究装備とヘリコプターを搭載し、乗組員25人と研究員60人を乗せ、厚さ1メートルの氷を割りながら時速3ノットで運航できる。約3年かけ、釜山の韓進重工業造船所で建造された。
 極地研究所は引渡しを受けた後、12月末に南極でテスト運航に入るまで運航能力や研究装備の最終テストを進める計画だ。「アラオン号」は仁川港を母港に、1年に7~8か月は極地に向かい探査や研究、南極・北極科学基地の補給品・研究員輸送活動を行う。

japanese@yna.co.kr
Copyright 2009(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0