【ソウル3日聯合ニュース】サムスン電子の携帯電話がオランダ、ベルギー、フランスなど欧州市場で大躍進を続け、ノキアとともに業界2トップの構図を固めつつある。同社は第2四半期、世界の携帯電話市場で過去最高の20%近いシェアを獲得する大幅成長を見せた。欧州市場でのシェア拡大も当面、続く見通しだ。
 市場調査機関GfKが3日に明らかにしたところによると、サムスン電子はオランダでシェア34.7%を記録し、ノキア(32.2%)を制し5週連続1位をキープした。ベルギーでもシェア41.6%で3週連続1位を記録、ノキア(38.8%)との差を広げた。
 両国とも、同社の戦略フルタッチスクリーンフォン「スター」がヒット製品リストのトップに上がり、シェア拡大を後押ししている。同製品は、ことし11月に過去最短期間でテンミリオンセラー(売り上げ1000万個以上)を記録する見通しで、フランス、オランダ、ベルギー、ポルトガルでヒット製品1位になるなど、欧州市場での人気を誇る。
 サムスン電子関係者は「欧州は世界の携帯電話トレンドをリードする重要な市場。今後はより多くの製品ラインアップと積極的なマーケティングで、欧州消費者の心を掴んでいく」と話した。

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