漢江の水かさが増し、土手の一部が水につかっている=12日、ソウル(聯合ニュース)
漢江の水かさが増し、土手の一部が水につかっている=12日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル12日聯合ニュース】梅雨前線の影響で、ソウルや京畿道など中部地方が集中豪雨となり、雨による被害が相次いだ。
 気象庁は12日、午後1時30分にソウルと仁川、京畿道、忠清道一帯に出していた豪雨警報と豪雨注意報をすべて解除したが、江原道の一部地域に対する豪雨警報と豪雨注意報、慶尚北道の一部地域への豪雨注意報は発令されたままだ。午後3時までの降水量は、京畿道では利川が301.1ミリ、水原が271.5ミリ、江原道は原州が179.5ミリ、洪川が170.3ミリ、ソウルで113.0ミリなど。
 豪雨のために漢江の水位が上がり、午前11時10分にソウル・潜水橋は歩行者と車両の通行が禁止された。京畿道一帯の河川でも水位が急速に上がり、水原市や華城市の一部で住民が緊急避難した。農耕地や住宅に浸水被害が発生したほか、陸上・海上の交通も一部で規制された。

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