エリクソンは韓国をグリーン技術と第4世代移動通信分野のテストベッドとし、韓国に共同研究のための研究・開発(R&D)センターを新設、韓国支社の人員も現在の80人程度から1000人に拡大する計画だ。李大統領は投資拡大を歓迎すると同時に、韓国の大企業だけでなく競争力を持つ中小企業との緊密協力も求めた。また、外国企業が韓国市場で国内企業と公正に競争できるよう、積極的に環境を整えると強調した。
大統領の海外訪問中に、当該国の大企業がこうした大規模投資を約束するのは極めてまれだ。これを機に、外国からの対韓投資ムードが好転するものと期待される。
エリクソンは、韓国の第4世代移動通信メーカーと共同で技術開発とテストを行うためのコンピテンスセンターを設立・運営し、移動通信・装備関連企業とR&Dプロジェクトを共同展開すると伝えられた。サムスン電子やLG電子などの国内有数企業が参加する可能性が高い。
同社の投資は、移動通信システムと端末機分野の技術力向上だけでなく、世界市場向けの端末機・装備輸出にも大きく役立つ見通しだ。
Copyright 2009(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0