新製品は腕時計型のタッチスクリーン式電話で、一般的な端末機の半分ほどの大きさ、3.63センチメートル(1.43インチ)のタッチスクリーン画面で通話やショートメッセージサービス(SMS)の送受信、音楽再生、アラーム設定などの機能が操作できる。電話として利用しない液晶ディスプレー(LCD)表示が消えた状態でも、太陽光や蛍光灯などを光源に、時計表示を見ることができる。高級時計の製造に用いられる材料や方法をそのまま適用し、前面には緩やかなカーブで処理した強化ガラスを、枠部分には高級金属素材を使用しており、衝撃に強い。厚さはわずか13.9ミリメートル。テレビ電話機能、HSDPA(高速パケット通信)技術、ブルートゥース、音楽ファイルプレーヤー、、音声認識、ショートメッセージを読み上げる音声合成(TTS)、生活防水、スピーカーフォンなどさまざまな機能を支援する。
LG電子モバイルコミュニケーション(MC)事業本部の安承権(アン・スングォン)社長は「身に着ける携帯電話、ウォッチフォンの商用化は、映画の中の想像が現実となる新たな携帯電話時代を開くもの。LG電子はたゆまぬ製品革新で、未来携帯電話産業のトレンドをリードしていく」と話した。
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