放送通信委員会が4日に明らかにしたところによると、データ通信料金と情報利用料金を合わせた国内モバイルコンテンツ市場規模は、2006年の2兆972億ウォン(約1623億円)から2007年は2兆584億ウォン、2008年は1兆8972億ウォンと、減少を続けている。
着信音や呼び出し音などモバイル音楽、モバイルゲームを中心に成長を遂げたモバイルコンテンツ市場は、2006年以降、年平均5.3%減少し、下降ラインをたどっている。モバイルコンテンツを含む全通信コンテンツ産業は、2005~2007年に年平均15.3%成長し、2007年現在、5兆7077億ウォン規模の市場を形成しているが、画期的な成長要因は見られない。
放送通信委は、こうした通信コンテンツ産業の停滞について、移動通信会社とコンテンツ制作会社間の不合理な収益配分と、移動通信会社の内部・外部コンテンツ制作会社に対するアクセス経路差別など不公正取をひとつの原因として挙げている。移動通信会社のモバイルインターネットネットワークの閉鎖的な運営がモバイルコンテンツ産業の活性化を妨げているとみて、実質的なネットワーク開放に向けた措置を取っていく方針だ。
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