それによると、韓国の広告市場に占めるオンライン広告の割合は、1996年は0.2%にすぎなかったが、昨年はテレビ、新聞に続く3番目のメディアに浮上した。昨年のオンライン市場規模は1兆3225億ウォン(約1195億円)と、前年に比べ9.6%成長したのに続き、ことしも14.7%増の1兆5619億ウォンに達する見通しだ。これは米国のオンライン広告市場成長率が昨年の10.6%から今年は8.9%にやや鈍化し、日本は16.3%から14.6%に、中国は49.0%から28.0%に落ち込むとの見通しとは対照的だ。
KISDIのキム・インヒ研究員は「米国、日本、中国と比べ、韓国は市場規模だけでなく成長率も持続的に上昇している。これはパソコンと超高速インターネットの普及率が高いなどインターネット使用環境が影響している」と話した。
現在、全世界のインターネット利用者数は15億9627万人で、世界人口の約4分の1に増えた。中国の利用人口が2億9800万人で最も多く、米国が2億2014万人、日本が9091万人、韓国が3536万人と集計された。
人口比では、米国72.5%、日本75.3%、韓国74.8%がインターネットを利用しており、今後は微増にとどまると予測される。しかし、中国のインターネット利用者は人口全体の22.4%にすぎず、今後も著しく増加するものと見込まれている。
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