【ソウル22日聯合ニュース】サムスン電子のワイブロ(モバイルWiMAX)が、日本・台湾に続きマレーシアに進出する。サムスン電子は23日にマレーシア・クアラルンプールで現地の通信会社、YTLe-ソリューションと記者会見を行い、来年からマレーシア全域でワイブロ商用サービスを開始すると発表する予定だ。
 YTLe-ソリューションはマレーシア5大企業の一つ、YTLグループの子会社で、2007年3月にマレーシア政府からワイブロサービス事業の許可を取得するなど、マレーシアで先端通信技術の導入をリードしている。
 同社は商用サービス開始時からワイブロを利用した音声通話サービスを導入し、音声を含めた多彩なマルチメディアサービスを融合させた「モバイル・インターネット・コンバージェンスサービス」を提供する計画だ。これに向けサムスン電子は1920か所のワイブロ基地局、端末機、統合サービスプラットホーム「IPマルチメディアサブシステム(IMS)」などを供給する予定。
 ワイブロサービス事業者がサービス初期から音声通話サービスを導入するのは今回が初めてで、ワイブロの海外拡大の起爆剤になるものとサムスン電子は期待している。
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