観測は先月27日に始まり、今月20日まで実施される。中国などアジア大陸から韓日両国に飛来する黄砂、微細粒子、炭素粒子など汚染物質(大気エアロゾル)を観測し、両国の主要地点では地上測定も同時に行われている。特に、長距離移動する2次汚染粒子と炭素粒子の特性を立体的観測を通じて明らかにし、大気質と気候変動に与える影響を究明することを目標としている。
大気観測専用航空機には最先端機器が搭載され、3つのルートに分けて高度2000メートルから最高7000メートルまで十数回にわたり往復し、大気中の浮遊粒子の分布や量、大きさなどを測定する。
光州科学技術院は今回の調査で、汚染物質の移動ルートや特性を把握し、国際的な気候変動に与える影響の究明、大気粒子の輸送モデリングや衛星観測の検証などを期待している。
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