SKテレコムは昨年10月、本社2階にモバイル体験館「T.um」をオープンして以来、通信産業が進んだ米国をはじめ海外名門大学の学生らの来訪が途絶えないという。23日には米マサチューセッツ工科大学(MIT)経営学修士(MBA)とハーバード大学ケネディ行政大学院の在学生らが同所を訪れた。1月には香港科学技術大学の学生らが見学するなど、アジア地域の学生も相次ぎ足を運んでいる。
同社関係者は「国内通信産業の発展史と未来通信技術を学ぶことで今後の通信サービス進化方向を見通そうと、訪問が続いている」と説明する。同社としても、韓国通信技術広報の先駆けとなるだけでなく、さまざまま融合技術の紹介、内外他産業との提携ビジネスモデル構築にも尽力する考えだ。
一方、KTとKTフリーテル(KTF)の技術力と成功戦略を学ぶための訪問も絶えない。米シラキューズ大学MBAの学生約30人が9日、KTの汝矣島メディアセンターでさまざまなIPTVサービスを体験したほか、新村のワイブロ(無線携帯インターネット)体験館「Wスタイルショップ」にも足を運んだ。KTFは同日、「Wスタイルショップ」で学生らを相手に第3世代移動通信サービス「SHOW」の成功事例と革新戦略に関する講演を行った。このほか、ことしに入り日本のソニーや米クリアワイヤの社員らも同所を訪れている。
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