【ソウル19日聯合ニュース】世界的な景気低迷にかかわらず、昨年サムスン電子のテレビが液晶テレビ販売台数、数量基準のシェア、テレビ全体売上高の3部門で、3年連続の世界首位となった。同社は昨年初めに掲げた液晶テレビ販売目標値の1800万台だけでなく、8月末に上方修正した目標値2000万台も達成し、液晶テレビ業界で唯一目標を達成した。
 市場調査機関のディスプレーサーチが19日に発表した2008年

主要テレビメーカーの販売現況によると、サムスン電子は液晶テレビ販売2000万台、液晶テレビの販売台数シェア20%、テレビ全体売上高200億ドルを記録、「トリプル20」を達成した。

 競争が最も激しかった液晶テレビ市場で、サムスン電子は2098万台を販売しシェア20%でトップだった。次いでソニーが1475万台(14.0%)、LG電子が1069万台(10.2%)、シャープが960万台(9.1%)、フィリップスが811万台(7.7%)と続いた。サムスン電子の液晶テレビシェアは、売上高基準でも初めて20%台を超え23.1%と、量・質ともにシェア20%を突破した。売上高シェアは、1位のサムスン電子に続きソニー17.8%、シャープ10.1%、LG電子9.5%、フィリップス7.3%などだった。

 また、サムスン電子は液晶テレビの好調で、テレビ全体でも売上高が244億ドルに上り、初のテレビ売上高200億ドル突破という新記録を打ち立てた。売上高シェアは21.9%と、不動の1位をマークした。同社に続きソニー146億ドル(13.1%)、LG電子125億ドル(11.2)、パナソニック91億ドル(8.2%)、シャープ83億ドル(7.4%)などの順。販売台数では、サムスン電子3468万台(16.8%)、LG電子2685万台(13.0%)、ソニー1595万台(7.7%)、パナソニック1240万台(6.0%)、TCL1220万台(5.9%)がトップ5位を形成した。

 サムスン電子はことし、発光ダイオード(LED)テレビという新たな領域を創出して市場をリードし、収益性を確保する計画だ。

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