【ソウル23日聯合ニュース】ハイニックス半導体の金鍾甲(キム・ジョンガプ)代表は、前例のない長期不況にある半導体市場について「当面、本格的な売上増はなくとも、収益性の面で最悪の状況は脱したようだ」との見方を示した。
 同社ソウル事務所で23日に聯合ニュースのインタビューに応じたもの。昨年から投資が減り、操業率自体も低くなり、供給は縮小しているとした上で、このように述べた。特に、「昨年第4四半期が底辺だったと慎重に見ており、ことし下半期に近付くほど状況はよくなるだろう」とした。また、昨年は業界の投資そのものが落ち込み、ことし第3四半期、第4四半期には供給が不足するという見通しが多数あり、2010年にはさらに相当の供給不足になるのではとの見方もあると説明した。

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