【ソウル13日聯合ニュース】ハイニックス半導体の売却について、共同主幹事会社は9月中に売却を終える方針を固めた。金融業界が13日に明らかにしたところによると、クレディ・スイス証券、ウリィ投資証券、韓国産業銀行の企業連合などの売却主幹事会社と、太平洋法務法人、三逸会計法人などの関係者がこのほど、売却作業に向けた初会議を開き意見をまとめた。
 主幹社側は、世界の金融市場は次第に安定を取り戻そうとしており半導体市場も回復が予想されるなど、ハイニックス売却にプラスとなる雰囲気ができつつあり、今が売却作業を始めるに適期と評価した。同関係者は「半導体市場が回復すれば、DRAM分野で業界最高レベルのコスト競争力を備えたハイニックスに価格上昇による利があるものと予想される」と話す。売却が計画通りに進めば、ハイニックスは年内に新オーナーを迎え、新たな飛躍を目指して足場を固めることになるという。

 ハイニックスを買収する候補としては、LG、GS、SK、現代重工業、KTなどの名が挙がっている。

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