2019年に発売した二つ折りの「ギャラクシーフォールド」以降、蓄積してきた折りたたみスマホの技術を集約した製品で、広げた際の画面サイズ253ミリ(10インチ)が折りたたむと164.8ミリ(6.5インチ)になる。
モバイル・家電を担うデバイスエクスペリエンス(DX)部門長の盧泰文(ノ・テムン)社長は同製品について、サムスン電子のリーダーシップを土台に生産性と携帯性のバランスを実現したとし、「業務、創意性、連結性などモバイル全般の経験を一層広げるだろう」と話した。
両側から内側にたたむ構造で、たたむ際に異常が感知されれば通知する機能も備えた。折りたたんだ時の厚さは12.9ミリ、広げた時の最も薄い部分は3.9ミリでシリーズの中で最も薄い。専用のヒンジ(ちょうつがい)を採用することで折りたたみの安定性を高めた。
同社の幹部は、20万回以上の折りたたみテストを通じて完璧な耐久性を確認していると説明した。
最大三つのアプリを同時に使用できるマルチウィンドウ機能が強化され、10インチ大画面の活用の幅が広がった。ギャラクシーAI(人工知能)機能も最適化された。
韓国で12日に発売し、中国、台湾、シンガポール、アラブ首長国連邦(UAE)、米国などの市場での販売も予定している。
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