談話は北朝鮮住民が読む朝鮮労働党機関紙、労働新聞にも掲載された。
崔氏は「わが国の憲法に対する直接的な侵害となるG7外相たちの露骨な敵対的行為に強い不満と遺憾の意を表す」として、「厳しい地政学的な環境の中で核保有は最も危険で敵対的な国家を抑止できる最も正確な選択」と主張した。
また、「核の脅威が終息しない限り、核を暴虐の手段とし絶対的な覇権を追求する勢力が存在する限り、核保有を恒久化した憲法に最後まで忠実(に従う)」と強調。「朝鮮半島とアジア太平洋地域の平和と安定を保障する道は非現実的な『非核化』を主張することにあるのではなく、朝鮮民主主義人民共和国の憲法を尊重することにある」と訴えた。
G7外相は12日(現地時間)、カナダで会合し、北朝鮮の完全な非核化への意思を改めて確認する共同声明を出した。
北朝鮮がG7の非核化要求に反発しているのは、核保有国の地位を既成事実化し、今後再開される可能性がある米国との対話を核軍縮交渉に持ち込む狙いとみられる。
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