このことについて「原州市が1年前に公演場の使用料を引き上げる条例を制定したためだ」という推測が支配的である。「条例のせいで大型公演を逃した」という指摘が出たことで、原州市は今回この条例を廃止した。
11日、江原道の政界関係者の話によると、原州市議会は先月28日「原州市体育施設の設置および運営に関する条例の一部改正条例案」を可決した。
原州市は、昨年9月から市内の体育館などで開かれる公演の観覧収入に応じて使用料の10%を課す条例を施行したが、今回の改正案は「公演に関しては使用料を徴収しない」という内容が盛り込まれた。
原州市は当初「施設の破損問題を解決し、税収を確保するためだ」として、使用料10%を課す条例を施行した。ただ「貸館料とは別に、公演の収益がなくても観覧収入の10%を課すのはやりすぎだ」という指摘が当初から持ち上がっていた。
「大型公演が原州を避けることで、地域民たちが文化に接する権利はもちろん、観光客誘致および地域経済の活性化効果を全て失うことになる」という懸念も出ていたが、条例は強行された。
その結果、原州ではPSYのコンサートをはじめ大型公演が姿を消すことになった。条例改正前には大型公演が毎年4~5件ほど開かれていたが、改正以降は1件も開かれていない状況である。
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