国情院のスローガン「情報は国力だ」が刻まれた石碑(国情院提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
国情院のスローガン「情報は国力だ」が刻まれた石碑(国情院提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国の金大中(キム・デジュン)政権と盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権で使われた情報機関、国家情報院(国情院)のスローガン「情報は国力だ」が復活した。

 国情院は17日、同スローガンが刻まれた石碑の除幕式を開催したと発表した。

 国情院のスローガンは、同院の前身、中央情報部が1961年に創設されてから「われわれは陰地で働き、陽地を指向する」が使われ続けたが、金大中政権時代の1998年5月に「情報は国力だ」に変更された。職員からの意見募集と国民を対象とした公募を経て採択され、国家発展の原動力としての情報の重要性を強調している。

 国情院はスローガンの復活について「国民主権政府時代を迎え、『国民の国情院』として発展していくという意志を反映した」とし、「国益・実用を目指す『情報の重要性』が盛り込まれたスローガンの復活を決定した」と説明した。

 李鍾奭(イ・ジョンソク)院長は除幕式で「このスローガンを再び使う理由は明確だ。国内外の難関を乗り越えていくわれわれに必要な言葉だ」と強調した。

 国情院のスローガンは、李明博(イ・ミョンバク)政権時代が「自由と真理に向けた無名の献身」、朴槿恵(パク・クネ)政権時代が「音のない献身、ただ大韓民国の守護と栄光のために」、文在寅(ムン・ジェイン)政権時代が「国家と国民のための限りない忠誠と献身」だったが、尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権時代に「われわれは陰地で働き、陽地を指向する」が再び使われた。


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