神奈川県知事と京畿道知事が「対面」…友好提携35周年＝韓国

韓国のキム・ドンヨン（金東兗）キョンギド（京畿道）知事は16日、京畿道で神奈川県の黒岩祐治知事と対面し、両地域の友好提携35周年を機に、共同関心分野における協力を強化する「交流協力深化共同宣言」に合意した。

今回の対面は2年前にキム知事が訪日した際、黒岩知事を招請したことへの答訪であり、「神奈川県-京畿道」友好提携35周年を記念するために実現した。

キム知事は「日本経済の革新的な中心である神奈川県と韓国の経済における心臓である京畿道が、経済協力・先端交流・文化コンテンツでリードしていくことは、両地域はもちろん韓日間の巨大な共生と飛躍の足場になると信じる」とし「きょう、黒岩知事の訪問と共同宣言が実現したことを機に、友好35周年を迎えた京畿道と神奈川県、さらには国交正常化60周年を迎えた韓日両国間の緊密な協力と共生に弾みがつくことを期待する」と語った。

これに対し黒岩知事は「ことしは日韓国交正常化60周年を迎える意味深い年であり、同時に神奈川県と京畿道が35周年を迎える歴史的な年でもあることから、今回の訪問を機に両地域間に友好交流が一層深まることを期待する」とし「キム知事の提案を前向きに検討する」と答えた。

キム知事は黒岩知事に「10月のGフェア（韓国優秀商品展示会）への神奈川県通商団の要請」「9月の京畿道国際清浄大気フォーラムへの神奈川県専門家・担当公務員の招請」「京畿道-神奈川県の投資協力セミナーの定例化」「ヘルスケア・バイオなど超高齢化社会政策の共同対応」を提案した。