ソン・イェジン の最新ニュースまとめ
劇場で秋といえばロマンスの季節。映画市場が低迷する中、ジャンルとして確立されているホラー映画でさえも今夏、興行が振るわなかった。そんな中、ラブストーリーは今秋、青少年観覧不可に指定されたロマンティックコメディとして変化を遂げた。
ソン・イェジン主演の映画『妻が結婚した』(監督:チョン・ユンス/10月22日公開)とコン・ヒョジン主演の『ミスにんじん』(監督:イ・ギョンミ/10月16日公開)。1週間の差で公開する2作品が、まさにそんな変化を象徴する作品だ。
ソン・イェジンとコン・ヒョジンが大胆な露出を見せるのであろうか?答えはNO。それなのになぜ青少年観覧不可判定を受けたのか?それは、露出よりも過激で顔を赤くさせるようなせりふ、さらには、愛のために結婚を2度するという人妻、結婚した恩師を誘惑するためにその娘と結託するなど、型破りな内容がR指定に影響を及ぼした。
ソン・イェジンが映画で話すせりふには、表現の限界がない。“セックス”、“性交”、“寝る”、“する”などの単語が日常的な会話として登場する。文章として使用できない性に関する表現まで何気なく登場させてしまう。そして、観客を唖然とさせるような格好まで…。
ソン・イェジンは「青少年観覧不可を想定して撮影した。過激なせりふを話すときは恥ずかしさもあったが、成人の観客に笑ってもらおうと愉快で楽しめる内容を表現した」と述べた。
一方のコン・ヒョジンも負けてはいない。韓国映画『ミスにんじん』は、顔が赤い自身のコンプレックスに苦しむロシア語教師の恋愛探しを描く映画だ。
コン・ヒョジンは露出どころか、全身を田舎じみたコートで覆い登場する。しかし、劇中の状況やせりふは、“怪しい”という表現が当てはまるほどに大胆だ。お互いに一晩をどう過ごそうかと身もだえする学校の先生たち、学校の倉庫で陰密に繰り広げられる誘惑、そしてコンピューターのキーボードで話される過激な言葉。コン・ヒョジン本人は「最後の作品になるかもしれないと心配するほどだった」と述べている。
韓国女優ソン・イェジンとコン・ヒョジンは、テレビでも映画でも常に自身の価値を上げているスターだ。もし彼女らが、カッコいいイメージを保ち、CMでの“価格”を守ろうとするのならば、今回の映画は避けるべき作品だったのかもしれない。しかし2人は、「大変だった」としながらも大胆な演技で好演している。沈む韓国映画に活気をもたらすためにイメージを捨てた2人の挑戦が、良い結果を導くことができるのか注目される。
Copyrights(C)sports donga & etimes Syndicate & wowkorea.jp 0