大統領室の姜由楨(カン・ユジョン)報道官は記者会見で、李大統領は書簡で10月31日から11月1日まで開かれるAPEC首脳会議に加盟国を招待する意向を伝えたと説明した。
APECには韓国をはじめ米国、日本、中国、ロシアなど21カ国・地域が加盟している。
李大統領は書簡で、APECが約30年間にわたりアジア太平洋地域の持続可能な経済成長と繁栄に寄与したことを高く評価。今年は「われわれがつくる持続可能な明日」をテーマに域内の連携強化やデジタル革新などについて議論する予定であり、今回の会議でこのようなテーマに対する成果を確認できることを期待していると表明した。
姜報道官は、中国の習近平国家主席が出席する可能性について「書簡を送った対象に中国が含まれている」としたうえで、各国の出席可否は今後発表されると述べるにとどめた。
北朝鮮も招待対象になるかとの質問には、北朝鮮はAPEC加盟国ではないため書簡の発送対象ではないと述べ、北朝鮮を招待するかどうかは大統領室ではなく外交・統一ラインで検討する問題だとの考えを示した。
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