李大統領は12日、ベトナムのルオン・クオン国家主席と就任後初となる電話会談を行った(大統領室提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
李大統領は12日、ベトナムのルオン・クオン国家主席と就任後初となる電話会談を行った(大統領室提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
◇李大統領の支持率53% 与党45%・最大野党23%

 世論調査会社4社が12日に発表した合同調査結果によると、4日に就任した李在明(イ・ジェミョン)大統領の国政運営について、「よくやっている」と答えた人は53%、「うまくできていない」は19%、「分からない・無回答」は28%だった。政党支持率は革新系与党「共に民主党」が45%、保守系最大野党「国民の力」は23%だった。調査はエムブレインパブリック、ケイスタットリサーチ、コリアリサーチ、韓国リサーチの4社が9~11日、全国の18歳以上の1001人を対象に実施した。

◇北朝鮮が韓国軍の宣伝放送中止に反応か 「騒音放送」を中断

 韓国軍が南北軍事境界線付近での拡声器による対北朝鮮宣伝放送を中止したことを受け、北朝鮮も韓国に向けた「騒音放送」を中断したもようだ。韓国軍合同参謀本部は12日、「きょうは北の対韓騒音放送が聞こえた地域はない」とし、北朝鮮の関連動向を注視していると発表した。韓国軍は李在明(イ・ジェミョン)大統領の指示を受け、前日午後2時から宣伝放送を中止した。

◇海上で救助の北朝鮮住民送還へ 帰還意思確認

 統一部の当局者は、朝鮮半島東の東海上で漂流しているところを韓国海軍に救助された北朝鮮住民4人について、全員が北朝鮮に戻ることを希望していることを確認したと明らかにし、関係機関と協議して早急かつ安全に送還するとの方針を示した。4人が乗っていた木造船は5月27日、東海上の南北軍事境界線にあたる北方限界線(NLL)を越えて漂流しているところを海軍に発見され、救助された。ただ、北朝鮮側が引き渡しに応じるかどうかは不透明だ。

◇訓練中に機体破損の戦闘機 空軍が同機種を飛行中止に

 空軍は、米アラスカで実施されている合同訓練「レッドフラッグ・アラスカ」に参加した韓国軍の戦闘機KF16の機体が破損する事故が起きたことを受け、同機種の戦闘機について事故原因が明確になるまで飛行を一時中止すると発表した。空軍は現在、直輸入したF16を約30機、同機種を国内でライセンス生産したKF16を約130機の計約160機を運用しており、国内の戦闘機約400機のうち多数を占める。空軍はアラスカの米空軍基地に事故調査チームを派遣し、調査を進めていると説明した。


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