キャンペーンでは、韓国の五つの地域の名物料理である▼水原王カルビ▼大邱マクチャン▼春川タッカルビ▼全州マッコリ▼光州トッカルビ――を売り込む。
マクチャン、タッカルビ、マッコリのつまみを1人前から提供するほか、これまではランチメニューのみだった料理を一日中注文できるようにするなど、日本人観光客向けの特典を設けた。
昨年の調査によると、日本人観光客が韓国訪問を決めた理由として「現地のおいしい韓国料理」との回答が最多の45.0%を占め、外国人観光客の平均(32.8%)より12.2ポイント高かった。
キャンペーンに参加した観光客には各地域の観光地と近くの店で使えるクーポンブックを進呈し、地域消費の拡大を狙う計画だ。
今年後半には日本の有名インフルエンサーを韓国に招き、各地の料理を紹介するなど、キャンペーンと連携した訪韓旅行商品の開発にも乗り出す。
韓国観光公社のチョン・グンヒ日本チーム長は「今年1~4月に韓国を訪れた日本人観光客は約104万人で、前年同期比16%以上増加した」とし、「日本人に合わせた訪韓マーケティングによって首都圏に集中していた観光需要を地方に分散させ、地域経済の活性化を図る」と説明した。
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